脂肪溶解注射で太ももは細くできる？メリット・デメリットや効果を高めるポイントも解説

「太ももを細くしたいけれど、手術には抵抗がある」

「脂肪溶解注射で本当に太ももは細くなるの？」

脂肪溶解注射は手術を必要とせず、太ももをスリムにできる魅力的な施術です。しかし、効果を実感するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

この記事では、太ももの脂肪溶解注射で期待できる効果やメリット・デメリット、効果を高めるためのポイントを解説します。

記事を読めば、脂肪溶解注射で理想の太ももを実現するためのポイントがわかり、不安なく施術に臨めるでしょう。

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脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射は、脂肪細胞を分解・排出する薬剤を気になる部位に直接注射することで、部分的な痩身効果が得られる施術です。

主に次の成分が含まれています。

成分名	主な作用
デオキシコール酸	脂肪細胞を破壊する
L-カルニチン酸	脂肪の燃焼を促進する
アーティチョークエキス	むくみの解消や代謝の促進を助ける

太ももに脂肪溶解注射を行うと、破壊された脂肪細胞が体外に排出され、部分痩せの効果が期待できます。

また、一度破壊された脂肪細胞は再生しにくいため、脂肪がつきにくくなることもメリットです。

ただし、太ももは顔や首周りなどと比べて脂肪細胞の量が多いため、目に見える効果を得るまでに時間がかかることがあります。

そのため、ほかの痩身施術（医療痩身機器やダイエット薬など）と組み合わせると、より効果的です。

太ももの脂肪溶解注射で期待できる効果

太ももの脂肪溶解注射で期待できる効果は以下のとおりです。

脂肪溶解注射の効果によって、通常のダイエットでは難しい部分痩せが可能になり、美しい脚のラインを実現できます。

太ももの脂肪溶解注射は何cc必要？1回60～120ccが目安

太もも各部位の1回あたりの注入量は、以下が目安です。

部位	注入量の目安 （両脚1回）
太もも（内側・外側・前面・後面）	16～48cc
膝周り	4～16cc

脂肪量にもよりますが、上記を月に1回のペースで、合計3〜5回程度行うことが一般的です。

部位ごとの注入量を把握しておけば費用の目安がわかりやすくなり、治療プランを立てる際に役立ちます。

太ももの脂肪溶解注射のメリット

太ももの脂肪溶解注射は、ほかのダイエット施術と比べて以下のメリットがあります。

それぞれ、詳しくみていきましょう。

機械を当てにくい膝周りの脂肪にもアプローチできる

太ももの脂肪溶解注射は、とくに膝周りの脂肪に対して効果的です。

膝周りは、脂肪冷却や医療電磁場機器などの大きな機械を当てにくい部位だからです。

たとえば、脂肪冷却ではカップ状の器具（アプリケーター）を肌に密着させる必要があります。しかし、膝周りは形や骨の位置の関係で密着が難しい場合が多いです。

【脂肪冷却の太もも装着例】

脂肪溶解注射なら膝周りに直接薬剤を注入し、ピンポイントで脂肪を減らせます。

施術の痛みやダウンタイムはほとんどない

太ももの脂肪溶解注射は身体への負担が少ないため、安心して受けられます。

メスを使わない非侵襲的な方法で、痛みやダウンタイムが少ないからです。

たとえば、脂肪吸引では手術後に痛みや腫れが生じ、1〜2週間程度のダウンタイムが発生します。術後のケアや、痛み止めの服用が必要になることも多いです。

対して、脂肪溶解注射は日常生活にほとんど影響しません。施術後に多少の赤みや腫れが現れることはありますが、通常は数日で治まります。

手術不要で傷跡が残らない

太ももの脂肪溶解注射は手術を行わないため、傷跡が残らないメリットがあります。

たとえば、脂肪吸引ではカニューレ（吸引管）を挿入するため、皮膚を数ミリ切開する必要があり、脚の付け根や膝に傷跡が残る場合があります。

対して脂肪溶解注射は、細い注射針を使用して薬剤を脂肪層に注入するだけなので、傷跡が残ることはありません。

スカートやショートパンツを履く際にも、傷跡を気にする必要がなく安心です。

太ももの脂肪溶解注射のデメリット

太ももの脂肪溶解注射の、主なデメリットは以下のとおりです。

それぞれ、詳しく解説します。

体重は大きく減らせない

太ももの脂肪溶解注射は部分痩せに効果的ですが、体重を大きく減らすことはできません。

脂肪溶解注射は、あくまで狭い範囲の脂肪を減らす局所的な施術で、全体的な脂肪量や体重に大きな変化をもたらすものではないからです。

一度に減らせる脂肪の量に限界があるため、体重計の数値はほとんど変化しません。

体重を大幅に減らしたい場合は、生活習慣の見直し（食事の改善、定期的な運動など）や、内服薬と機械施術を組み合わせた医療ダイエットが必要となります。

脂肪溶解注射だけでは効果を実感しにくい

太ももの脂肪溶解注射は、単体では効果を実感しにくい場合があります。

脂肪溶解注射の効果は即効性があるわけではなく、少しずつ現れるからです。

個人差はありますが、脂肪が分解され、体外に排出されるまで10日から1ヶ月程度かかるといわれています。

短期間で目に見えた効果を実感するには脂肪溶解注射だけではなく、ほかの施術方法と組み合わせることが大切です。

脂肪冷却や医療電磁場機器などの施術を併用することで、より引き締まった仕上がりが期待できます。

必要な注入量が多く費用がかかりやすい

太ももの脂肪溶解注射は、ほかの部位に比べて費用がかかりやすいデメリットがあります。

太ももは身体のパーツの中でもとくに脂肪の量が多い部位で、効果を得るためには薬剤を大量に注入する必要があるからです。

たとえば、顔の場合は1部位に1回2〜8cc程度の薬剤を注入しますが、太ももの場合は1回16～48ccもの注入が必要になります。

脂肪溶解注射では、薬剤の量によって料金を設定しているクリニックが多いため、注入量が増えるほど費用が膨らみます。

施術を受ける際は、事前に費用面も含めて十分に検討することが重要です。

太ももの脂肪溶解注射の効果を高めるポイント

太ももの脂肪溶解注射でより効果を実感するためには、以下の点に注意しましょう。

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

1.デオキシコール酸を高濃度配合した製剤を選ぶ

脂肪溶解注射はクリニックによって使用する薬剤が違うため、どの薬剤を使用しているのか、薬剤のデオキシコール酸濃度は何%かを事前に必ずチェックしましょう。

デオキシコール酸は、脂肪細胞を破壊する効果がある成分です。デオキシコール酸の濃度が高いほど、脂肪溶解注射の脂肪細胞を破壊する作用が強くなります。

国内で広く使用されている脂肪溶解注射のデオキシコール酸濃度は、以下のとおりです。

脂肪溶解注射の薬剤	濃度
FatX	1%
Kabelline（カベリン）	0.5%
BNLS ultimate	0.02%
BNLS neo	0.0001%

濃度が高い製剤ほど、太もものような脂肪が多い部位でも、より高い効果を期待できます。

ただし、一部には原液を薄めて使用しているクリニックも存在するため、濃度に関しては必ずカウンセリング時に確認しましょう。

2.施術後に太ももをマッサージする

太ももの脂肪溶解注射の施術後は、定期的に太ももをマッサージすることをおすすめします。

マッサージを行うことでリンパの流れがよくなり、分解された脂肪細胞が体外に排出されやすくなります。

毎日数分間、太もも全体を下から上へと持ち上げるように、リンパの流れに沿ってマッサージしましょう。マッサージにより血行が促進され、むくみの軽減にもつながります。

ただし、強すぎるマッサージは肌や筋肉に負担をかけてしまう可能性があるため、軽い力で行うよう心がけましょう。

3.機械施術と組み合わせる

太ももを細くしたい場合は脂肪溶解注射だけでなく、ほかの機械施術と組み合わせることをおすすめします。

たとえば、脂肪溶解注射と脂肪冷却を組み合わせれば、脂肪細胞の減少スピードが早まり、より短期間で太ももを細くできます。

また、医療電磁場機器を組み合わせることで、マッサージ効果により脂肪細胞の排出が促進され、皮膚の引き締めやたるみ防止効果も期待できます。

効率よく結果を出したい場合は、豊富な施術方法を取り揃えている美容クリニックや、痩身専門のクリニックで相談しましょう。

リエートクリニックの医療ダイエットなら、短期間でスリムな太ももを手に入れられる

横浜・名古屋で太ももをスリムにしたいなら、医療ダイエット専門のリエートクリニックにお任せください。

リエートクリニックでは、太ももの脂肪溶解に効果的な「カベリン」を採用しています。

カベリンは、デオキシコール酸を高濃度（0.5%）配合した脂肪溶解注射で、腫れや炎症を抑える成分も含まれているため、施術後のダウンタイムがほとんどありません。

また、リエートクリニックでは脂肪溶解注射だけでなく、医療痩身機器やダイエット薬、栄養指導などを組み合わせたオーダーメイド治療を提供しています。

脂肪がつきやすい太ももでも、3～6ヶ月の短期間でスリムにすることが可能です。

カウンセリングは無料ですので、太ももをスリムにしたい方や今までダイエットに挫折していた方は、ぜひお気軽にご相談ください。

※カベリンはFDA（（米国食品医薬品局））から承認を受けている医薬品です。国内では未承認のため薬機法に基づき、医師による個人輸入にて導入・治療を行っています。

まとめ

脂肪溶解注射は、手術なしで太ももをスリムにできる方法のひとつです。

膝周りのような機械では難しい部位にも対応でき、ダウンタイムや痛みが少ないメリットがあります。

しかし、太ももは脂肪が多い部位のため、効果を感じるまでに複数回の施術が必要になり、費用が高額になりやすいデメリットもあります。

効率よく短期間でスリムな太ももを手に入れるには、ほかの医療ダイエット施術と組み合わせ、自分に合ったプランを見つけることが大切です。

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