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脂肪冷却は危険?リスクや副作用を最小限に抑える方法

脂肪冷却は危険?リスクや副作用を最小限に抑える方法
リエートクリニック横浜院医師 白川 巧
監修者プロフィール
リエートクリニック横浜院
医師
白川 巧

外科手術をせず、脂肪を減少させることのできる美容医療の一つに「脂肪冷却」があります。

脂肪冷却は身体への負担が少なく、リバウンドが少ないダイエット法として注目されています。一方で、ネットには「脂肪冷却は危険」「リスクが高い」といった意見も多く見られ、その安全性に不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、脂肪冷却の副作用や注意点をわかりやすくまとめましたリスクを最小限に抑える方法も解説しているので、脂肪冷却を検討している方はぜひ最後までお読みください。

なお、医療痩身を専門とする「リエートクリニック」では現在オープン記念キャンペーンを実施中です。

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脂肪冷却は危険なのか?

お腹の脂肪冷却の施術

脂肪冷却は適切に行えば安全性は高く、副作用のリスクは低いと言われています

外科手術を伴わないため、メスを使う脂肪吸引よりも痛みやダウンタイムが少ないことが脂肪冷却の大きな特徴です。

また、脂肪冷却は特定の部位の脂肪をターゲットにできるため、部分痩せを目指す方にとっても理想的な方法と言えるでしょう。

※脂肪冷却の機器にはクラツーアルファ(CLATUU α)やクールスカルプティング®といった種類があり、当院ではクラツーアルファを採用しています。

脂肪冷却はリスクが高い?起こりうる副作用

医師の診察

脂肪冷却は安全性の高い施術とされていますが、リスクや副作用がまったくないわけではありません。

以下に、脂肪冷却で起こりうる副作用をまとめました。

脂肪冷却で起こりうる副作用

  • 赤みや腫れ
  • 内出血
  • 鈍痛
  • 感覚の変化や不快感など

これらの副作用は一時的なものであり、大半は施術後数日から1週間程度で消失します

日常生活に支障をきたすことはほとんどありませんが、症状が長引いたり深刻な不快感がある場合は速やかに医師に相談してください。

脂肪冷却で後遺症が残る可能性

脂肪冷却の施術後、稀に低温火傷や逆説性脂肪肥大が起こることがあります

低温火傷は、冷却が強すぎるあまり皮膚の膨らみや水ぶくれが発生する症状のことです。循環不全などの持病がある場合に発生する可能性がありますが、健康的な方に発生することはほぼありません

逆説性脂肪肥大とは、脂肪冷却によって逆に脂肪細胞が増加し、施術部位が肥大してしまう状態のことです。

機器メーカーの調査によると、逆説性脂肪肥大の発生率は0.033%と非常に稀です。

参照元:OXFORD ACADEMIC「Paradoxical Adipose Hypertrophy (PAH) After Cryolipolysis」

脂肪冷却に限らず、施術には少なからず副作用やリスクがともないます。当院では、事前に既往歴や服用中の薬剤の詳細を伺った上で、安全にかつ効果的にダイエットできるようプランをご提案しています。

脂肪冷却の注意点

医師の診察

脂肪冷却は身体への負担が少なく、リバウンドが少ないダイエット法ですが、いくつか注意点もあります。

脂肪冷却の注意点

  1. 痛みや違和感がある
  2. 内臓脂肪には効果がない
  3. 効果を実感できるまでに時間がかかる
  4. 持病や皮膚トラブルがある人は受けられない

4つの注意点を詳しく解説します。

注意点1.痛みや違和感がある

脂肪冷却は外科手術を必要としない施術ですが、人によって痛みや違和感が生じることがあります

これらの症状は冷却による一時的な反応であり、1週間程度でおさまるのが一般的です。痛みが強い場合や症状が長引いている時は、速やかに医師に相談してください。

注意点2.内臓脂肪には効果がない

脂肪冷却がターゲットにするのは皮下脂肪であり、内臓脂肪には効果がありません。

内臓脂肪は体の深部にあり、脂肪冷却でアプローチするのが困難です内臓脂肪を減らすことを優先したい方は、医師に相談しながら別の方法で減量を目指す必要があります。

注意点3.効果を実感できるまでに時間がかかる

脂肪冷却の効果を実感するまでには、通常2〜3ヶ月程度の時間がかかります

冷却された脂肪細胞が分解され、体外に排出されるまでのプロセスには個人差があります。理想的なボディラインを実現できるまでには、1〜3ヶ月に1回の頻度を目安に施術を継続することが大切です。

注意点4.持病や皮膚トラブルがある人は受けられない

以下に該当するものがある方は脂肪冷却が受けられません。

脂肪冷却が受けられない疾患・部位

  • クリオグロブリン血症
  • 発作性寒冷血色素尿症
  • 寒冷蕁麻疹
  • レイノー病
  • 末梢循環が正常に機能しない
  • 重度の皮膚疾患
  • 外傷のある部位や細菌に感染している部位
  • シリコンや金属プレートが埋め込まれている部位

脂肪冷却は脂肪細胞を凍らせる施術であるため、冷え性や寒冷アレルギー、皮膚炎などの疾患があると症状を悪化させる恐れがあります

また、妊娠中または授乳中の方も脂肪冷却は受けられません。

脂肪冷却のリスクや副作用を最小限に抑える方法

医師の診察

脂肪冷却のリスクを最小限に抑えるには、以下のポイントを守ることが重要です。

脂肪冷却のリスクを最小限にするポイント

  • リスクについての説明をしっかりと聞く
  • アフターケアを徹底する
  • 規則正しい生活を心がける

脂肪冷却の事前カウンセリングでは、副作用や健康リスクが生じる可能性を見極めるために患者様の健康状態や施術の適応性を確認します。

患者様にも脂肪冷却のリスクやアフターケアについて知ってもらう必要があるため、疑問や不安な点は納得できるまで何度でも医師に確認してください。

脂肪冷却の効果を持続させるという点では、規則正しい生活を心がけることも大切です。施術回数が少なくなると、その分副作用のリスクも軽減できるからです。

脂肪冷却は副作用が少ない施術ではありますが、リスクがゼロではないことを理解した上で実績豊富なクリニックで施術を受けることをおすすめします

脂肪冷却とその他医療痩身との併用について

リエートクリニック

脂肪冷却は、その他の方法と組み合わせることでより高いダイエット効果が期待できます

たとえば、筋肉運動の効果がある医療電磁場機器と併用すると、効率よく筋力をアップさせることができ、メリハリのあるボディが手に入ります。

引き締めやセルライトの改善を希望する方には医療HIFUもおすすめで、太りにくい体質を作る意味では内服薬ダイエット美容点滴との併用も有効です。

当院では、脂肪冷却をはじめとする複数の施術が可能です。患者様の希望や体質に合わせて、美容と健康を両立するための医療痩身プログラムをご提案しています。

人生最後のダイエットに挑戦したい方は、お気軽にご相談ください。当院は横浜駅から徒歩4分名古屋駅から徒歩3分のところにございます。

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まとめ

ダイエットに成功した女性のお腹

脂肪冷却は安全で高いダイエット効果が期待できる痩身術ですが、リスクもあります。

痛みや内出血、不快感などの副作用があり、稀に重大な有害事象が生じる可能性があることを理解する必要があります。

リスクを最小限に抑えるには、実績豊富なクリニックに相談し、適切な施術を受けることが大切です。不安なことがあれば、納得できるまで何度でも医師に確認しましょう。

適切な施術であれば危険性は低いので、信頼できる医師のもとで安全な脂肪冷却を受けてくださいね。

【参照元】

リエートクリニック横浜院医師 白川 巧
監修者プロフィール
リエートクリニック横浜院
医師
白川 巧
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