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脂肪冷却は危険?リスクや副作用を最小限に抑える方法


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例) 引用元:リエートクリニック
外科手術をせず、脂肪を減少させることのできる美容医療の一つに「脂肪冷却」があります。
脂肪冷却は身体への負担が少なく、リバウンドが少ないダイエット法として注目されています。一方で、ネットには「脂肪冷却は危険」「リスクが高い」といった意見も多く見られ、その安全性に不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、脂肪冷却の副作用や注意点をわかりやすくまとめました。リスクを最小限に抑える方法も解説しているので、脂肪冷却を検討している方はぜひ最後までお読みください。
なお、医療痩身を専門とする「リエートクリニック」では現在オープン記念キャンペーンを実施中です。
「食事制限や運動なしで楽に痩せたい!」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
脂肪冷却は危険なのか?

脂肪冷却は適切な施術と機器の使用を前提とすれば、高い安全性が確認されている非侵襲的な痩身治療法です。実際に、米国食品医薬品局(FDA)や韓国食品医薬品安全庁(MFDS) などの公的機関によって承認された機器が複数存在し、多くの臨床研究でもその有効性と安全性が報告されています。
臨床試験のデータ
- 患者満足度: 73%の患者が施術に満足し、施術後の副作用も軽度なものであった(※1)
- 副作用の発生率: 合併症の発生率は0.82%と低く、最も多い副作用は 4週間以上続く感覚低下であった(※2)
また、脂肪冷却は外科手術を伴わない非侵襲的な治療法であり、メスを使う脂肪吸引と比較して痛みやダウンタイムが大幅に少ないことが大きな特徴です。そのため、部分痩せを希望する方にとって理想的な方法といえるでしょう。
※当院では、韓国食品医薬品安全庁(MFDS)の認証を受けた「クラツーアルファ(CLATUU α)」を採用しています。
※参考1:Dierickx CC, et al. (2013). “Safety, tolerance, and patient satisfaction with noninvasive cryolipolysis.” Dermatol Surg, 39(8), 1209-16.
※参考2:Derrick, C. D., Shridharani, S. M., & Broyles, J. M. (2015). The safety and efficacy of cryolipolysis: A systematic review of available literature. Aesthetic Surgery Journal, 35(7), 830–836.
脂肪冷却はリスクが高い?起こりうる副作用

脂肪冷却は安全性の高い施術とされていますが、リスクや副作用がまったくないわけではありません。
以下に、脂肪冷却で起こりうる副作用をまとめました。
脂肪冷却で起こりうる副作用
- 赤みや腫れ
- 内出血
- 鈍痛
- 感覚の変化や不快感など
これらの副作用は一時的なものであり、大半は施術後数日から1週間程度で消失します。
日常生活に支障をきたすことはほとんどありませんが、症状が長引いたり深刻な不快感がある場合は速やかに医師に相談してください。
脂肪冷却で後遺症が残る可能性
脂肪冷却の施術後、稀に低温火傷や逆説性脂肪肥大が起こることがあります。
低温火傷は、冷却が強すぎるあまり皮膚の膨らみや水ぶくれが発生する症状のことです。循環不全などの持病がある場合に発生する可能性がありますが、健康的な方に発生することはほぼありません。
逆説性脂肪肥大とは、脂肪冷却によって逆に脂肪細胞が増加し、施術部位が肥大してしまう状態のことです。
機器メーカーの調査によると、逆説性脂肪肥大の発生率は0.033%と非常に稀です。
参照元:OXFORD ACADEMIC「Paradoxical Adipose Hypertrophy (PAH) After Cryolipolysis」
脂肪冷却に限らず、施術には少なからず副作用やリスクがともないます。当院では、事前に既往歴や服用中の薬剤の詳細を伺った上で、安全にかつ効果的にダイエットできるようプランをご提案しています。
脂肪冷却の注意点

脂肪冷却は身体への負担が少なく、リバウンドが少ないダイエット法ですが、いくつか注意点もあります。
脂肪冷却の注意点
- 痛みや違和感がある
- 内臓脂肪には効果がない
- 効果を実感できるまでに時間がかかる
- 持病や皮膚トラブルがある人は受けられない
4つの注意点を詳しく解説します。
注意点1.痛みや違和感がある
脂肪冷却は外科手術を必要としない施術ですが、人によって痛みや違和感が生じることがあります。
これらの症状は冷却による一時的な反応であり、1週間程度でおさまるのが一般的です。痛みが強い場合や症状が長引いている時は、速やかに医師に相談してください。
注意点2.内臓脂肪には効果がない
脂肪冷却がターゲットにするのは皮下脂肪であり、内臓脂肪には効果がありません。
内臓脂肪は体の深部にあり、脂肪冷却でアプローチするのが困難です。内臓脂肪を減らすことを優先したい方は、医師に相談しながら別の方法で減量を目指す必要があります。
注意点3.効果を実感できるまでに時間がかかる
脂肪冷却の効果を実感するまでには、通常2〜3ヶ月程度の時間がかかります。
冷却された脂肪細胞が分解され、体外に排出されるまでのプロセスには個人差があります。理想的なボディラインを実現できるまでには、1〜3ヶ月に1回の頻度を目安に施術を継続することが大切です。
注意点4.持病や皮膚トラブルがある人は受けられない
以下に該当するものがある方は脂肪冷却が受けられません。
脂肪冷却が受けられない疾患・部位
- クリオグロブリン血症
- 発作性寒冷血色素尿症
- 寒冷蕁麻疹
- レイノー病
- 末梢循環が正常に機能しない
- 重度の皮膚疾患
- 外傷のある部位や細菌に感染している部位
- シリコンや金属プレートが埋め込まれている部位
脂肪冷却は脂肪細胞を凍らせる施術であるため、冷え性や寒冷アレルギー、皮膚炎などの疾患があると症状を悪化させる恐れがあります。
また、妊娠中または授乳中の方も脂肪冷却は受けられません。
脂肪冷却のリスクや副作用を最小限に抑える方法

脂肪冷却のリスクを抑えるには、信頼できる医療機関で適切な施術を受け、アフターケアを徹底することが重要です。施術前には、リスクや副作用について医師の説明をしっかりと聞き、疑問があれば納得できるまで確認しましょう。
施術後は、施術部位の過度な刺激を避けるなど、適切なアフターケアを行うことで副作用のリスクを軽減できます。
一方、エステサロンでの脂肪冷却施術による「やけど」や「神経麻痺」などのトラブルが消費者庁に報告されています。施術者の知識不足や機器の安全性が原因とされており、医療機関と同じ水準の施術が受けられない可能性があるため注意が必要です。脂肪冷却は適切な施術とケアを行えば安全性の高い施術ですが、リスクがゼロではないことを理解し、必ず医療機関で受けることをおすすめします。
脂肪冷却とその他医療痩身との併用について

脂肪冷却は、その他の方法と組み合わせることでより高いダイエット効果が期待できます。
たとえば、筋肉運動の効果がある医療電磁場機器と併用すると、効率よく筋力をアップさせることができ、メリハリのあるボディが手に入ります。
引き締めやセルライトの改善を希望する方には医療HIFUもおすすめで、太りにくい体質を作る意味では内服薬やダイエット美容点滴との併用も有効です。
当院では、脂肪冷却をはじめとする複数の施術が可能です。患者様の希望や体質に合わせて、美容と健康を両立するための医療痩身プログラムをご提案しています。
人生最後のダイエットに挑戦したい方は、お気軽にご相談ください。当院は横浜駅から徒歩4分、名古屋駅から徒歩3分、池袋駅から徒歩1分のところにございます。
まとめ

脂肪冷却は安全で高いダイエット効果が期待できる痩身術ですが、リスクもあります。
痛みや内出血、不快感などの副作用があり、稀に重大な有害事象が生じる可能性があることを理解する必要があります。
リスクを最小限に抑えるには、実績豊富なクリニックに相談し、適切な施術を受けることが大切です。不安なことがあれば、納得できるまで何度でも医師に確認しましょう。
適切な施術であれば危険性は低いので、信頼できる医師のもとで安全な脂肪冷却を受けてくださいね。
【参照元】
- アラガン・エステティックス「部分痩せ治療の多くの実績をもつ1,2クールスカルプティング®の最新機種CoolSculpting® ELITE」
- OXFORD ACADEMIC「Paradoxical Adipose Hypertrophy (PAH) After Cryolipolysis」
