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メディカルダイエットとは?効果や副作用、メリット・デメリットを徹底解説

メディカルダイエットとは?効果や副作用、メリット・デメリットを徹底解説
リエートクリニック横浜院医師 白川 巧
監修者プロフィール
リエートクリニック横浜院
医師
白川 巧

食事制限やトレーニングに挑戦しても、思うような結果が出ずにダイエットを諦めてしまった経験はありませんか?

自己流のダイエットは結果が出るまでに時間がかかることが多く、無理をすると体調を崩してしまう恐れもあります。

リバウンドなしで健康的に痩せたい方には、医学的なアプローチで体型管理をする「メディカルダイエット(医療ダイエット)」がおすすめです。

本記事では、メディカルダイエットの効果とメリットをわかりやすくまとめました。副作用や注意点も解説するので、メディカルダイエットに興味のある方はぜひ最後までお読みください。

なお、医療痩身を専門とする「リエートクリニック」では現在オープン記念キャンペーンを実施中です。

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医学的に根拠のある方法を用いて、細胞レベルで身体にアプローチすることで、理想の体型づくりと共に人間本来の美しさを取り戻す美容医療を提供します。

メディカルダイエット(医療ダイエット)とは?

メディカルダイエット(医療ダイエット)とは

メディカルダイエットは、医師の指導のもとで行われるダイエット方法のことです。

医薬品や医療機器を用い、医学的・科学的根拠に基づいてダイエットを行います。原則として、過度な食事制限やハードな運動は必要ありません。

ダイエット薬や注射で食欲を抑えるもの、痩身機器で部分痩せを目指すものなど種類はさまざまですが、ライフスタイルや痩せたい部位、体質などに合わせた方法を選択できます。希望する場合には複数の方法を組み合わせることも可能です。

自己流のダイエットに比べて効率的にボディメイクできるので、過去にダイエットで挫折した経験のある方におすすめの方法です。

※メディカルダイエットは日本国内では未承認の薬や機器を用いる場合があります。リスクや詳細についてはそれぞれのクリニックでご確認ください。

メディカルダイエットの種類と効果

メディカルダイエットの注射

メディカルダイエットには大きく分けると4つの種類があります。

メディカルダイエットの種類

  1. 内服薬
  2. 注射
  3. 点滴
  4. 医療痩身マシン

ここからはそれぞれの方法を詳しく解説します。

1.内服薬

メディカルダイエットでもっとも手軽な方法が内服薬です。

以下に代表的な薬の種類と効果をまとめました。

種類効果服用方法
リベルサスインスリン分泌を促し血糖値をコントロールする(血糖値の急上昇を防ぐ)。胃の運動を抑制して満腹感を高める。
脳(視床下部)に働き食欲を抑える。脂肪燃焼を促進する。
1日1回1錠を空腹時に服用する。
ゼニカル食事から吸収する脂肪分を最大30%カットする。食事の最中または食後1時間以内に1カプセル服用する。※1日最大3カプセルまで服用可
サノレックス視床下部に作用して食欲を抑制する。1日1回1錠を昼食前に服用する。
メトホルミンインスリンの作用を高め、糖分が生成されるのを抑制する。GLP-1の分泌量を増やし、食欲を抑制する。1日1.5〜3錠(750〜1,500mgを2〜3回に分けて服用する。※最初は500mgからスタート
SGLT2阻害薬
(ルセフィ、フォシーガなど)
余分な糖を尿中へ排出し血糖値を下げる。1日1回1錠を食前または食後に服用する。
防風通聖散腹部の皮下脂肪や肥満症、むくみ、便秘を改善する。1日2〜3回、1回1包を食前に服用する。
防已黄耆湯水太り体質やむくみを改善する。1日2回、1回1包を食前に服用する。

内服薬は用法用量を守り、服用を継続することで効果が得られます。薬の種類によりますが、早ければ2〜3週間で食欲の変化や便通の改善を実感できます

2.注射

メディカルダイエットで使用する注射には大きく2つの種類があります。

種類効果
GLP-1注射・インスリン分泌を促し血糖値をコントロールすることで血糖値の急上昇を防ぐ
・胃の運動を抑制して満腹感を高める
・脳(視床下部)に働き食欲を抑える
・脂肪燃焼を促進する
脂肪溶解注射余分な脂肪を溶解し、汗や尿として体外に排出する。

GLP-1注射はインスリンの分泌を増加させ、血糖値を下げることで食欲を抑える方法です。食欲抑制と満腹感を持続させる効果によって、太りにくい体質に変わる効果も期待できます。

通常1日1回皮下注射を行い、効果が現れるまでには数週間から数ヶ月ほどかかるのが一般的です。

脂肪溶解注射はクリニックで、GLP-1注射は自分で行います。

対して、脂肪溶解注射は脂肪溶解剤を皮下脂肪組織に注入し、脂肪細胞を破壊する方法です。

薬剤には「デオキシコール酸」という脂肪細胞を破壊する成分が含まれます。破壊された脂肪はL-カルニチンやアーティチョークエキスなどの成分によって体外へ排出されます。

脂肪溶解注射の最大のメリットは、体に傷をつけず、気になる部位の脂肪をピンポイントで減らせる点です。個人差はありますが、効果が見られるまでには3〜5回ほど回数を要します。

3.点滴

ダイエット点滴には、痩せやすい体づくりをサポートする成分が含まれます

以下はダイエット点滴に含まれる成分の一例です。

成分効果
L-カルニチン脂肪をエネルギーに変えるのをサポートする。
αリポ酸新陳代謝を高め、体脂肪の増加を防ぐ。
グルタチオン肝臓の機能を改善し、体内のデトックス能力を向上させる。

上記以外にも、ダイエット中に不足しがちなビタミンやアミノ酸が含まれる場合があります。(成分はクリニックによって異なります)

1回の点滴にかかる時間は20〜60分程度で、1〜2週間に1回のペースで継続するのが効果的です。ダウンタイムはなく、基本的には施術当日から普段通りの生活をすることができます。

4.医療痩身マシン

メディカルダイエットで使用するマシンの種類と効果は次の通りです。

種類効果
脂肪冷却脂肪細胞を凍らせて体外へ排出する。
ラジオ波体内で摩擦熱を発生させ、老廃物の排出を促進する。血行を改善させる。
医療HIFU(ハイフ)脂肪細胞を破壊する。コラーゲンや線維芽細胞の再生・活性化を促進し、リフトアップさせる。
医療電磁場機器電磁場のエネルギーで筋肉を収縮させ、筋力を増強させる。1回の施術で数万回の筋肉運動の効果を得られる。

脂肪冷却は、肥満の原因となる脂肪細胞を体外へ排出させる方法です。寝ている間にボディラインを整えることができ、リバウンドのリスクが少ないメリットがあります。

ラジオ波は体内で摩擦熱を発生させ、血行促進や老廃物の排出効果によって基礎代謝をアップさせる方法です。

筋力アップを目指す方には、電磁場エネルギーを用いた医療電磁場機器がおすすめです。医療電磁場機器はサロンのEMS機器とは異なり、筋肉のより深い層までアプローチできます。

ボディメイク以外の効果も期待したい方には、脂肪細胞の破壊と肌質改善の両方の効果が得られる医療HIFUという選択肢があります。

いずれもメスを使わない治療であり、外科施術となる脂肪吸引に比べてダウンタイムが短いのが特徴です

メディカルダイエットの4つのメリット

ウエストが緩いズボン

メディカルダイエットには次の4つのメリットがあります。

メディカルダイエットのメリット

  1. ハードなトレーニングや過度な食事制限をしなくていい
  2. リバウンドしにくい
  3. 部分痩せが可能
  4. 痩せやすい体質になる

それぞれのメリットを詳しく解説します。

1.ハードなトレーニングや過度な食事制限をしなくていい

メディカルダイエットの一番のメリットは、ハードなトレーニングやつらい食事制限を強制されないことです。

ダイエット経験がある方の大半は、筋力トレーニングや有酸素運動、食事量の制限で減量を目指しています。筋力アップや糖質カットはダイエットにいい影響を与えますが、継続するのが難しく挫折した経験がある方も多いのではないでしょうか。

メディカルダイエットに関しては、トレーニングや食事制限が必須ではありません。

クリニックで施術を受けたり服薬を継続したりするだけなので、自己流のダイエットよりも少ないストレスで理想の体型が手に入ります。

2.リバウンドしにくい

自己流のダイエットに比べてリバウンドしにくい点も、メディカルダイエットを行うメリットの一つです。

メディカルダイエットには、脂肪細胞を破壊し体外へ排出する方法があります。一度破壊された脂肪細胞は再生しないので、リバウンドしにくく体型を維持しやすい点も大きな特徴です。

もう一つ、メディカルダイエットは長期的かつ健康的な生活習慣を構築することも目標としています。

体重を減らすことはもちろんですが、目標達成後の体型維持についても指導を受けられるので、患者様ご自身が正しい知識を習得できる魅力もあります。

3.部分痩せが可能

多くの方が挑戦する食事制限では、気になる部位のみの「部分痩せ」は不可能だと言われています

そもそも、人間の体には特定の部位の脂肪だけを減らす機能が備わっていません。筋力トレーニングで筋肉量を増やすことはできても、部分的に脂肪を減らすことはできないのです。

対して、メディカルダイエットは脂肪溶解注射や医療痩身マシンなどの方法で部分痩せが可能です。「お腹周りを細くしたい」「太ももの間にすき間がほしい」「顔のもたつきをスッキリさせたい」など、部位ごとのダイエットが実現します。

4.痩せやすい体質になる

医師の指導のもとで行われるメディカルダイエットは、体質や健康状態に合わせたプランを提案してもらえます。

医学的なアプローチとともに、基礎代謝の向上や脂肪燃焼の促進に役立つ指導が受けられます。

また薬により食欲をコントロールすることで、メディカルダイエットをやめたあとも少量の食事で満足できる点もメリットです。

メディカルダイエットの2つのデメリット

デメリット

メディカルダイエットには以下のデメリットもあります。

メディカルダイエットのデメリット

  1. 副作用が起こる可能性がある
  2. 保険適用にならない

デメリットも詳しく解説します。

1.副作用が起こる可能性がある

メディカルダイエットでは、以下の副作用が生じる可能性があります。

施術副作用
内服薬・吐き気
・胸やけ
・下痢
・膨満感
・食欲減少
・おなら
・低血糖
・脂肪便
・倦怠感
・口の渇き
・発疹
・かゆみなど
脂肪溶解注射・腫れ
・痛み
・熱感
・内出血など
GLP-1注射・便秘
・下痢
・吐き気
・嘔吐
・腹痛
・動悸
・倦怠感
・背中の痛みなど
点滴・下痢
・吐き気
・腹痛
・頭痛
・眠気
・動悸
・のどの渇き
・めまいなど
医療痩身マシン・神経麻痺
・色素沈着
・毛包炎
・紅斑
・治療部位の筋肉痛・疲労感など

内服薬の副作用の発現には個人差がありますが、服薬を続けるうちに軽快するケースが大半です。耐えられない場合には薬を変えることもできるため、医師と相談しながら継続できる治療法を検討しましょう。

その他の副作用は早ければ数日、長引くと1〜2週間ほど続くことがあります。

隠しにくい部位に出る症状や体調が不安な方は、仕事や人と会う予定などを調整した方がいい場合があります。

2.保険適用にならない

美容を目的としたメディカルダイエットは自由診療となり、治療費は全額患者様の自己負担となります。

ダイエットで保険適用となるのは、高度肥満の方や肥満によって健康上の問題を抱えている場合のみです。

また、自由診療はクリニックが自由に価格を決められるので、同じ方法であってもクリニックによって費用が異なる点は留意しておく必要があります。

メディカルダイエットの注意点

体重計

メディカルダイエットを検討中の方は、以下の点を理解した上でクリニックを受診してください。

メディカルダイエットの注意点

  1. 極端な体重減少はない
  2. 用法・用量を守る
  3. 個人輸入はしない

それぞれの注意点を詳しく解説します。

1.極端な体重減少はない

メディカルダイエットで誤解されやすいのが、短期間で大幅な体重減少は難しいという点です。

たとえば1週間で-10kgといった現実的でない減量は期待できませんとくに注射や医療痩身マシンによる施術は体重よりも見た目の変化を重視するので、体重ばかりに気を取られないよう注意が必要です

メディカルダイエットは、医学的・科学的根拠に基づいたプログラムでボディラインを整える方法です。痩せることは大前提として、目標達成後もスタイルをキープできる指導も行います。

美容と健康の両立を目指していくので、リバウンドのリスクが高い短期間の極端な減量は望めない点に留意しましょう。

2.用法・用量を守る

内服薬を用いたメディカルダイエットを行う場合、用法用量は必ず守ってください。

決められた回数や量を上回る服薬にはリスクが伴います。薬を多く飲んでも効果が倍増することはありません

むしろ健康被害のリスクを高める恐れがあるので、自己判断で必要量以上を服薬することはやめてください。

3.個人輸入はしない

メディカルダイエットで使用する内服薬は、通販サイトで安く販売されていることがあります。

通販サイトで取り扱われている医薬品は個人輸入のものが大半です。本来、医薬品の個人輸入は自分自身で使用する場合のみに認められるもので、他人への譲渡や販売は違法行為です。

海外製の医薬品には、有効性・安全性が確認されていないものが含まれるリスクがあります。過去には海外製無承認薬の使用による健康被害も多数報告されており、厚生労働省が注意喚起を行っています。

個人輸入の医薬品で健康被害が生じても、国が定める救済制度は対象になりません。

痩せるどころか重篤な副作用に苦しめられるリスクを考えると、クリニック以外で医薬品を購入することは控えた方がいいでしょう。

メディカルダイエットは組み合わせがおすすめ

メディカルダイエットで早く結果を出したい方は、複数の方法を組み合わせて行うのがおすすめです。

内服薬だけ・脂肪冷却だけなど単体で行うよりも、両者を組み合わせた方がより高い効果を望めるからです。

メディカルダイエットにはさまざまな種類があり、患者様の希望や体質に合ったものを提案します。どの方法を選択するかは患者様ご自身で決めていただけます。

リエートクリニック

リエートクリニックは代謝や筋肉量、血液循環、消化吸収などを総合的に判断し、一人ひとりに合った医療痩身プログラムを提案するメディカルダイエット専門のクリニックです。

ダイエットの天敵と言われる糖や脂肪を味方にし、細胞レベルで痩せながら美容と健康を維持する医療痩身プログラムを自慢としています

医師・看護師など有資格者がお客様の体質や健康状態に合わせて、適切なプランを提案させていただきます。

リバウンドのない、人生最後のダイエットをお手伝いしておりますので、結果を出したい方はお気軽にご相談ください。当院は横浜駅と名古屋駅周辺にございます。

メディカルダイエットにまつわる質問

Q&A

最後に、メディカルダイエットについて患者様から多く寄せられるご質問に回答します。

Q

メディカルダイエットは本当に痩せますか?

A

医学的なアプローチによって減量を目指すので、自己流のダイエットよりも効率よく痩せることができます。
従来の方法では難しいと言われてきた部分痩せも可能です。

Q

肥満外来を受診すると保険適用になりますか?

A

以下の条件を満たしている場合、保険診療で肥満治療が受けられる場合があります。
・高度肥満である(BMI※が35以上)
・肥満が原因で健康上の問題を抱えている
健康上の問題の具体例としては、心血管疾患や糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などがあげられます。
美容目的のダイエットは肥満外来で治療を受けても保険適用にはなりません。
※体重と身長から算出する肥満度を表す体格指数のこと

Q

メディカルダイエットが受けられない人はいますか?

A

以下に該当する方はメディカルダイエットは受けられません。
・使用する薬剤に対して過敏症の既往歴がある
・糖尿病の治療薬を服用している
・重度の胃腸障害がある
・胃摘出術を受けたことがある
・極度の貧血がある
・妊娠中または授乳中である
・未成年または高齢者
上記のほか、メディカルダイエットによって悪化する可能性がある病気(腎臓や心臓、甲状腺の疾患など)を治療中の方は医師への相談が必要です。

まとめ

ウエストを測る女性

メディカルダイエットにはさまざまな種類があり、痩せたい部位に合わせて自由に選べるメリットがあります。

自己流のダイエットよりもリバウンドしにくく、継続することで痩せやすい体質が手に入ります。医師の指導のもとで行われるので、効率よく健康的に痩せることが可能です。

メディカルダイエットは「過去に何度もダイエットで挫折している」「部分痩せがしたい」という方におすすめの方法です。

医師のサポートのもと、人生で最後のダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。

リエートクリニック横浜院医師 白川 巧
監修者プロフィール
リエートクリニック横浜院
医師
白川 巧
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