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メトホルミンで太ることはある?原因と対策を徹底解説!
「メトホルミンで体重が増えることってあるの?」
「思ったより効果が感じられないのはなぜ?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
メトホルミンは血糖値を安定させる働きがある糖尿病治療薬で、ダイエット目的で使用されることもあります。しかし、期待通りの効果が出ないばかりか、適切な使い方をしないと逆に太ってしまう場合もあります。
この記事では、メトホルミンで体重が増える原因と、その対策を詳しく解説します。
記事を読めば、メトホルミンダイエットを効果的に進めるためのポイントがわかるはずです。
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リエートクリニックでは、医療痩身機器や注射・点滴治療、ダイエット薬などを用いた「切らない施術」を行っています。
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メトホルミンで太る原因
メトホルミンを服用しても体重が減らない原因には、次の4つが考えられます。
メトホルミンを服用しても体重が減らない原因
- 服用期間が短い
- 用量が少ない
- カロリー過多の食事を続けている
- 運動を怠っている
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1. 服用期間が短い
メトホルミンの体重を減らす効果はゆるやかで、明確な効果が現れるまでに6ヶ月程度かかるとされています。※1
そのため、服用初期に「効果が感じられない」と思う方もいます。
※1 参考:Effects of metformin in obesity treatment in different populations: a meta-analysis – PMC
2. 用量が少ない
メトホルミンの効果は血糖値を安定させ、体内の脂肪燃焼を促すものです。用量が不足していると血糖値が十分に安定せず、身体が脂肪を蓄えやすくなります。
メトホルミンは最大で1日2,250mgまで使用可能とされていますが、副作用を考慮すると1日500mgから開始することが一般的です。
効果が出ないと感じる場合は、医師と相談しながら用量を調整しましょう。ただし、副作用のリスクが高まるため、自己判断で用量を増やすのは厳禁です。
3. カロリー過多の食事を続けている
メトホルミンを飲んでいるからといって、好きなものを自由に食べても太らないわけではありません。
カロリー過多の食事を続けていると、余ったエネルギーが脂肪として蓄えられ、薬の効果を十分に発揮できなくなる可能性があります。
たとえば、揚げ物や甘い飲み物を頻繁に摂ると、それだけでカロリーが過剰になりやすく、メトホルミンの効果を妨げる要因になります。
4. 運動を怠っている
メトホルミンは血糖値を下げる効果のある薬ですが、メトホルミン自体に脂肪燃焼効果があるわけではありません。
運動をしないと脂肪燃焼の機会が減り、摂取したエネルギーが余って体内に蓄えられやすくなります。
また、運動が不足すると筋肉量が減り、基礎代謝(何もしていない時に消費されるエネルギー量)が下がってしまうため、太りやすい体質になります。
そもそもメトホルミン単独のダイエット効果は高くない
日本人2型糖尿病患者を対象とした研究では、1年間の服用で体重が1.3kg程度減少したと報告されています。※1
また、21件の研究を調査した統合解析では、6ヶ月の服用でBMIが1単位(2~3kg程度)減少しただけでした。※2
さまざまな研究データから、メトホルミンのダイエット効果は「限定的である」と言えるでしょう。
※1 参考:加来浩平、田嶼尚子、河盛隆造|2型糖尿病治療におけるメトホルミンの 使用実態に関する観察研究
※2 参考:Effects of metformin in obesity treatment in different populations: a meta-analysis – PMC
メトホルミンで太らないための対策
メトホルミンで太らないための対策は、以下の6つです。
メトホルミンで太らないための対策
- 服用を最低3ヶ月続ける
- 用量を増やす
- 食事の内容を見直す
- 定期的に運動する
- GLP-1受容体作動薬に切り替える・併用する
- 他の医療ダイエットを併用する
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1. 服用を最低3ヶ月続ける
メトホルミンは、血糖値を下げ、体重を少しずつ減らす効果が期待できる薬です。最低でも3ヶ月は服用を続けましょう。
日本人の2型糖尿病患者を対象にした研究(※1)によると、メトホルミンを服用し始めてからの体重変化は以下のとおりです。
3ヶ月後 | 平均0.8kg減少 |
---|---|
6ヶ月後 | 平均1.1kg減少 |
12ヶ月後 | 平均1.3kg減少 |
上記のように、メトホルミンの効果は数ヶ月かけて徐々に表れるため、短期間で効果を期待せずに継続することが大切です。
※1 参考:加来浩平、田嶼尚子、河盛隆造|2型糖尿病治療におけるメトホルミンの 使用実態に関する観察研究
2. 用量を増やす
メトホルミンの効果を感じにくい場合は、医師に相談して用量を調整することも検討しましょう。
21件の研究を調査した統合解析では、メトホルミンの服用量を増やすと効果が高まることが確認されています。※1
ただし、自己判断での増量は非常に危険です。メトホルミンの過剰摂取は、乳酸アシドーシスと呼ばれる重篤な副作用のリスクを高めます。
乳酸アシドーシスの症状
- 激しい吐き気や嘔吐
- 強い倦怠感
- 息切れ
- 筋肉の痛み
- 意識の低下
- ショック状態
安全に服用するためにも、増量は医師の指示に従って行い、定期的に経過を確認することが大切です。
※1 参考:Effects of metformin in obesity treatment in different populations: a meta-analysis – PMC
3. 食事の内容を見直す
メトホルミンの効果を最大限に引き出し、太らないようにするためには、日々の食事内容の見直しが大切です。
以下のポイントを見直し実践すると、メトホルミンの効果が高まり、太りにくい身体を維持しやすくなります。
ポイント | 内容・効果 |
---|---|
1. 糖質を抑える | 糖質の過剰摂取は脂肪の蓄積を促進するため、控えめにすることでメトホルミンの効果が高まりやすい |
2. 野菜を多く摂取 | 野菜は低カロリーで満腹感を得やすく、食物繊維が血糖値の上昇をゆるやかにする |
3. タンパク質を意識する | 肉や魚、豆類などのタンパク質は満腹感が持続しやすく、筋肉維持や代謝向上にも役立つ |
4. 低GI食品を取り入れる | 低GI食品(全粒穀物や豆類など)は血糖値の上昇が穏やかで、脂肪の蓄積を防ぐ |
糖質を抑えて、野菜やタンパク質を多く摂取し、血糖値の上昇がゆるやかな低GI食品を取り入れることで、メトホルミンのダイエット効果を高められます。
4. 定期的に運動する
メトホルミンは運動を取り入れることで、ダイエット効果がさらに高まります。
とくに、有酸素運動と筋力トレーニングの両方を定期的に行うのがおすすめです。
有酸素運動は脂肪を効率的に燃焼させます。ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を、1回30分程度を目安に週に3回以上行うとよいでしょう。
一方、筋力トレーニングは基礎代謝を高めるのに効果的です。
スクワットや腕立て伏せなどの筋トレを取り入れると、筋肉量が増えて代謝が向上し、エネルギー消費が増えるため、脂肪が燃えやすい身体になります。
また、日常生活で意識的に身体を動かすことも効果的です。
たとえば、エスカレーターではなく階段を使う、散歩を増やすなど、普段の生活に運動の要素を取り入れるだけでも太りにくくなります。
5. GLP-1受容体作動薬に切り替える・併用する
メトホルミンだけで十分なダイエット効果が得られない場合、GLP-1受容体作動薬への切り替えや併用を検討しましょう。
6件の研究を調査した統合解析では、GLP-1受容体作動薬はメトホルミンよりもダイエット効果が高いことが報告されています。※1
メトホルミンとGLP-1受容体作動薬の違いを以下にまとめました。
メトホルミン | GLP-1受容体作動薬 | |
---|---|---|
主な作用 | 血糖値の安定、インスリン感受性の改善 | 血糖値の安定、インスリン分泌抑制、食欲抑制 |
ダイエット効果 | 1年で平均1.3kg減 | 3~6ヶ月で平均3.2kg減 |
使用方法 | 飲み薬 | 飲み薬または注射 |
副作用 | 下痢や吐き気 | 下痢や吐き気、低血糖 |
メトホルミンとGLP-1受容体作動薬は併用が可能ですが、副作用のリスクも高まる可能性があるため注意が必要です。
メトホルミンだけで十分な効果が得られない場合は、GLP-1受容体作動薬の併用も含め、医師と相談しながら治療法を選択しましょう。
6. 他の医療ダイエットを併用する
メトホルミンのダイエット効果をさらに高め、太らないようにするためには、他の医療ダイエットと併用するのも効果的です。
医療ダイエットはそれぞれ異なる仕組みで脂肪に働きかけるため、メトホルミンと組み合わせることで、より短期間での大幅なダイエットが期待できます。
医療ダイエットの主な施術は以下のとおりです。
方法 | メカニズム |
---|---|
医療電磁場機器 | 高周波や電磁場を使い、筋肉を刺激して脂肪燃焼と筋肉強化をサポートする |
脂肪冷却 | 特定の部位に冷却機器を当て、脂肪細胞を凍結させて破壊し、体外に排出させる |
医療ハイフ | 高密度焦点式超音波で脂肪細胞を破壊し、部分痩せを実現する |
脂肪溶解注射 | 特定部位に薬剤を注射し、脂肪細胞を溶かして自然に排出させる |
それぞれ適している部位やメリット・デメリットが異なるため、医師と相談しながら選択すると良いでしょう。
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メトホルミンについてよくある質問
メトホルミンについてよくある質問をまとめました。
メトホルミンダイエットでどのくらい痩せますか?
メトホルミンのダイエット効果は、日本人の糖尿病患者を対象とした研究では1年で1.3kg程度、海外の複数の研究では6ヶ月で2~3kg程度とされています。
個人差はあるものの、メトホルミン単独では大幅なダイエットは難しい場合が多いです。
メトホルミンのダイエットは危険ですか?
メトホルミンは、糖尿病治療薬として長年使用されてきた安全性の高い薬です。
ただし、副作用として胃腸の不調(吐き気、下痢など)が多くみられ、低血糖が起こることもあります。
また、まれにですが「乳酸アシドーシス」という重篤な症状が発生するリスクがあります。
副作用を防ぐためにも自己判断での増量は避け、医師の指導のもとで正しく使用することが大切です。
メトホルミンを飲んでいると健康診断に影響しますか?
メトホルミンは血糖値や腎機能に影響を与える可能性があります。健康診断を受ける際は、医師にメトホルミンを服用していることを伝えましょう。
まとめ
メトホルミンのダイエット効果は控えめで、短期間では効果が出にくく、太ったと感じる場合もあります。
効果を高めるためには適切な用量で最低でも3ヶ月以上は継続し、バランスの取れた食事と運動も合わせて行うべきでしょう。
メトホルミンの効果が感じられない、短期間で結果を出したい方は、GLP-1ダイエットやほかの医療ダイエット施術と組み合わせることをおすすめします。
【参照元】
- Effects of metformin in obesity treatment in different populations: a meta-analysis – PMC
- 加来浩平、田嶼尚子、河盛隆造|2型糖尿病治療におけるメトホルミンの 使用実態に関する観察研究
- The Antiobesity Effect of GLP‐1 Receptor Agonists Alone or in Combination with Metformin in Overweight /Obese Women with Polycystic Ovary Syndrome: A Systematic Review and Meta‐Analysis
【メトホルミンダイエットについて】
■リスクと副作用
下痢・食欲不振・腹痛・吐き気・便秘などの消化器症状、貧血、低血糖、肝機能障害、乳酸アシドーシス
■未承認医薬品等(異なる目的での使用)
メトホルミンは2型糖尿病に対する治療目的で承認されていますが、美容・減量目的での使用は国内で承認されていません。
■国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
米国・EUを含む海外では糖尿病に対する治療目的で使用されていますが、全てのリスクを排除することはできません。
■医薬品副作用被害救済制度について
万が一副作用が発生した場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象となります。