MENU
CLOSE
無料カウンセリングに申し込む
  1. リエートクリニック|横浜・名古屋での医療痩身・メディカルダイエット
  2. /
  3. コラム一覧
  4. /
  5. 医療ダイエット
  6. /
  7. 内科でもらえる痩せる薬があるって本当?処方条件や費用、ダイエット効果を解説

内科でもらえる痩せる薬があるって本当?処方条件や費用、ダイエット効果を解説

内科でもらえる痩せる薬があるって本当?処方条件や費用、ダイエット効果を解説
リエートクリニック名古屋院院長 松永 宏之
執筆者プロフィール
リエートクリニック名古屋院
院長
松永 宏之
当記事の内容はご自由に引用いただけます。

ただし、引用の際は、引用元として当院名および記事タイトルを明記し、読者の方が元の記事に遷移できるよう、引用元URLへのリンクをお願いいたします。

例) 引用元:リエートクリニック

糖尿病や肥満症になると、体重管理のための薬を処方されることがあります。

食欲抑制や減量効果のある薬は、原則として医師の診断がなければ処方されません。本記事では、体重管理の薬の処方条件と費用を詳しく解説します。

なお、医療痩身を専門とする「リエートクリニック」では現在オープン記念キャンペーンを実施中です。

医療痩身モニター募集中!最大80%オフ

リエートクリニックでは、医療痩身機器や注射・点滴治療、ダイエット薬などを用いた「切らない施術」を行っています。

医学的に根拠のある方法を用いて細胞レベルで身体にアプローチすることで、理想の体型づくりと共に人間本来の美しさを取り戻す美容医療を提供します。

カウンセリングは無料ですので、医療痩身を検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。

内科でもらえる痩せる薬の一覧

内科でもらえる痩せる薬の一覧

体重管理のための薬にはいくつかの種類に分類されます。

食欲抑制剤GLP-1受容体作動薬SGLT2阻害薬コレステロール治療薬脂肪吸収抑制薬ビグアナイド系糖尿病薬漢方薬
薬の種類サノレックスリベルサス、オゼンピック、マンジャロなどカナグル、スーグラなどリピトール、クレストール、メバロチン、ゼチーア、リピディルなどゼニカルメトホルミン、グリコランなど防風通聖散、五苓散、防已黄耆湯など
作用機序中枢神経に作用して空腹感を抑えるインスリン分泌を促し食欲を抑える腎臓での糖吸収を阻害し尿中に排出するコレステロール合成を抑制する脂肪分解酵素を阻害し、脂肪の吸収を防ぐ糖新生を抑制して食欲を抑える便通や代謝を改善する
副作用口の渇き、便秘など吐き気、下痢、便秘など脱水、低血糖など筋肉痛、肝機能障害など油漏れ、下痢など吐き気、下痢、便秘など下痢、腹痛、発疹など

それぞれの特徴を解説します。

1.食欲抑制剤

脳の視床下部にある食欲中枢に作用し、空腹を感じにくくすることで食事量を自然に減らす薬です。

高度肥満症(BMI35以上)で、食事療法や運動療法で十分な効果が得られない場合に処方されます。日本で承認されている唯一の食欲抑制剤はサノレックスです。

サノレックスは向精神薬※に分類され、1回の処方は14日分まで、連続使用は最大3ヶ月までの制限があります。

※うつ病や不安障害など、精神症状の治療に用いられる薬物の総称

2.GLP-1受容体作動薬

インスリンの分泌を促すことで血糖値をコントロールする薬です。

主に2型糖尿病の治療に用いられますが、食欲抑制効果によって体重減少も期待できることからダイエット目的で処方されることがあります。

GLP-1受容体作動薬の種類

種類用法用量最大用量
リベルサス1日1回服用14mg/日
ビクトーザ1日1回皮下注射1.8mg/日
サクセンダ1日1回皮下注射3.0mg/日
オゼンピック週1回皮下注射1.0mg/週
マンジャロ週1回皮下注射15mg/週

GLP-1受容体作動薬には飲み薬と自己注射の2タイプがあります。自己注射は毎日、または週1回と用法が異なります。

吐き気や下痢、便秘といった胃腸障害の副作用が報告されていますが、数日〜数週間継続すると徐々に消失するのが一般的です。

3.SGLT2阻害薬

腎臓での糖の再吸収を抑え、余分な糖分を尿として排出する薬です。

糖尿病(1型・2型)の治療薬ですが、糖排出によって血糖値が下がることで体重減少効果が期待できる場合があります。一方で、人によって食欲が亢進するケースも見られることから、ダイエット目的ではGLP-1とセットで処方されることが多いです。

脱水の副作用が報告されているので、服用時はこまめな水分補給が必要です。

SGLT2阻害剤はカナグルやスーグラなどの種類があります。

4.コレステロール治療薬

LDLコレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)を低下させるお薬です。

脂質代謝を改善することで脂肪が蓄積されるのを防ぎ、動脈硬化や心疾患などの健康リスクを減らします。コレステロール治療薬は高脂血症や家族性高コレステロール血症などの治療に用いられます。

体重管理をサポートする役割を担いますが、その効果はあくまで補助的で、直接的な減量効果はありません。

コレステロール治療薬にはさまざまな種類があり、LDLコレステロールと中性脂肪のどちらを減らすか、また体質や副作用によって使い分けが必要です。

代表的なものにはリピトール・クレストール・メバロチン(スタチン系)、ゼチーア(コレステロール吸収阻害薬)、リピディル(フィブラート系)などがあります。

5.脂肪吸収抑制薬

食事に含まれる脂肪の吸収を抑え、カロリーの摂取量を減らす薬です。

脂肪吸収抑制剤でよく知られているのがゼニカルで、海外では肥満症の治療で用いられます。日本では脂肪吸収抑制剤として承認を受けている薬はありませんが、取り扱いがあれば自由診療のクリニックで処方してもらうことは可能です。

吸収されなかった脂肪が漏れたり(油漏れ)、下痢や腹痛などの副作用が出やすい傾向があります。油漏れはナプキンや吸水パッドを使用するなどの対策が必要で、やや扱いの難しい薬です。

2023年に日本ではじめて承認された内臓脂肪減少薬「アライ」には、ゼニカルと同じ有効成分オルリスタットが含まれます。

アライは薬剤師がいる薬局・ドラッグストアで購入できますが、年齢や腹囲などの条件を満たさなければなりません。

6.ビグアナイド系糖尿病薬

肝臓での糖新生を抑え、筋肉や脂肪組織での糖の利用を高めることで血糖値をコントロールする薬です。

ビグアナイド系糖尿病薬でもっとも有名なのがメトホルミンで、2型糖尿病の治療では第一選択肢として用いられます。食欲抑制や体重減少効果があることから近年は、ダイエット目的で使用されることも増えています。

7.漢方薬

漢方薬にはさまざまな種類があり、体質に合うものを使うことで間接的な体重減少効果が望めます。

たとえば、お腹周りに脂肪がつきやすい方には、便秘改善や脂肪燃焼の効果が期待できる防風通聖散がおすすめです。水太り体質でむくみが気になる方には防已黄耆湯、肥満気味の方には大柴胡湯などの選択肢があります。

漢方薬は痩せるために服用するというよりも、痩せやすい体づくりをサポートするものとして用いるのが推奨されます。

内科でもらえる痩せる薬の処方条件

食欲抑制や減量効果のある薬は、一定の基準や診断に基づいて医師の判断のもと処方されます。

本来は糖尿病や肥満症などの診断を受けた場合に処方されるもので、その条件には体重やBMI、既往歴、生活習慣などが関係します。

ダイエット目的の場合は健康であることが大前提で、BMIや持病、体質の確認が必要です。経過が良好であれば用量は可能ですが、副作用が強く出たり体調が優れないようなケースでは投薬を中止することもあります。

リエートクリニックの医療ダイエットについて

リエートクリニックの医療ダイエットは、薬だけに頼らない複合的なアプローチでリバウンドしない体づくりを目標としています。

食欲抑制や減量効果のある薬はストレスが少なく、手軽にはじめられることが大きな魅力です。しかし、薬をやめると効果は持続せず、ふたたび体重が戻ってしまうデメリットがあります。

当院の医療ダイエットは、薬で体重管理をしながら、脂肪細胞を減らす施術を併用することで減量と体型維持を両立させるプログラムが強みです。お客様の体質や目標に合わせたメニューで、安全かつ効果的な減量を実現します。

「痩せる薬を使ってみたい」「自己流ダイエットでリバウンドしたくない」という方は、医療ダイエットのリエートクリニックまでご相談ください。

医療痩身モニター募集中!最大80%オフ

内科でもらえる痩せる薬の費用

食欲抑制や減量効果のある薬は、種類や使用する目的によって費用が異なります。

1.保険適用の場合

糖尿病や肥満症、高脂血症などの治療のために処方される薬は保険診療の対象となり、薬代は1〜3割負担です。

たとえば、2型糖尿病の治療に用いられるリベルサスは薬価が139.6円/錠※と定められています。1日1錠、30日分処方されたとして4,188円、3割負担であれば薬代のみの自己負担額は単純に1,256円となる計算です。

※リベルサス3mgの薬価(2025年5月現在)

2.自由診療の場合

糖尿病の治療薬をダイエット目的で使用する場合は自由診療として扱われ、薬代は全額自己負担となります。

自由診療は医療機関が薬代や施術費を自由に決定できるので、料金はクリニックによって大きく異なります。リベルサス3mgを例にあげると30日分で10,000〜20,000円が相場です。

痩せる薬は美容クリニックでも処方してもらえる

糖尿病や肥満症は内科や肥満外来で治療を行いますが、食欲抑制や減量効果のある薬は美容クリニックでも取り扱いがあります。

近年はリベルサスやオゼンピック、マンジャロなどのGLP-1受容体作動薬を用いた医療ダイエットが注目を集めています。美容クリニックでは糖尿病・肥満症の適応がなくても自費診療で処方が可能です。

また、薬と合わせて脂肪溶解注射脂肪冷却医療HIFUといった脂肪細胞を破壊する施術を併用するとより高い効果が望めます。

「健康に問題はないが体重は落としたい」「幅広い選択肢から自分に合うダイエット方法を選びたい」という方は、医療ダイエットを行う美容クリニックに相談するのがおすすめです。

美容クリニックで痩せる薬を処方してもらうメリット

美容クリニックの医療ダイエットには次のメリットがあります。

美容クリニックで医療ダイエットをするメリット

  • 薬の選択肢が幅広い
  • 禁忌がなければ誰でも処方してもらえる
  • より高いダイエット効果が得られる

それぞれのメリットを詳しく解説します。

1.薬の選択肢が幅広い

美容クリニックでは、ダイエットに有用な薬を複数取り扱っています。

糖尿病や肥満症の薬以外にも、海外で承認されている薬や美容点滴など、目標に合わせた方法が選択できます。

加えて、自己流のダイエットでは困難な部分痩せや、短期間でのサイズダウンを可能にする方法なども併用が可能です。複数の方法を組み合わせると、より高い効果が期待できます。

2.禁忌がなければ誰でも処方してもらえる

美容クリニックの医療ダイエットは自由診療であり、年齢や持病などの禁忌がなければ基本的には誰にでも薬の処方が可能です。

内科や肥満外来では、BMIや肥満による健康障害がなければ原則として薬物療法は行いません。食事療法や運動療法も積極的に取り入れるので、減量のハードルが高く感じる患者様は多いかもしれません。

対して、美容クリニックでは健康面に異常がなくても、お客様が希望すれば医療ダイエットのご案内が可能です。

食事改善や運動のアドバイスはしますが、医療的アプローチを中心としたダイエットを行うため、お客様の精神的負担は少なく済みます。

3.より高いダイエット効果が得られる

美容クリニックでは、薬に加えて脂肪溶解注射・脂肪冷却・医療HIFUなどの施術を組み合わせることができます。

複数の方法を併用すると、体重を落としつつ部分的なサイズダウンも実現します。数字だけでなく見た目の変化も実感できるので、ダイエットが順調に進んでいることをより強く感じられるはずです。

また、薬だけに頼らないダイエットはリバウンド防止にも役立ちます。薬はやめると体重や食欲が戻りますが、複合的なダイエットは太る原因となる脂肪細胞を破壊するので、太りにくい体づくりにも効果的です。

複合的なアプローチは短期間での減量も可能で、イベント前に急いで痩せたいというニーズにも答えられる魅力があります。すべて医師の指導のもとで進められるため、安全性にも配慮されています。

まとめ

食欲抑制や減量効果のある薬は、医師の管理下で使用すれば体重管理に役立ちます。

内科で処方される薬は糖尿病や肥満症治療を目的とし、保険診療で対応されます。原則として美容目的で薬を処方してもらうことはできません。

対して、美容クリニックは自由診療で費用は全額自己負担となりますが、薬の選択肢が幅広い点が大きなメリットです。美容目的のダイエットであれば、内科ではなく医療ダイエットができるクリニックを受診しましょう。

薬単体では減量効果が限定的なので、リバウンドを回避したい方には脂肪細胞を減らす施術と併用をおすすめします。「痩せる薬に興味がある」「リバウンドはしたくない」という方は、医療ダイエットのリエートクリニックまでご相談ください。

※当院の医療ダイエットおよび治療には、ダイエット目的では国内未承認の医薬品や厚生労働省未承認の治療を含む場合がございます。これらは薬機法に基づき、医師による個人輸入を通じて導入・処方しております。また、各治療法の安全性と有効性については、科学的根拠に基づいた詳細情報をご提供しております。治療を受ける前に必ずクリニックにてご相談いただき、十分な情報を得た上で治療法を選択してください。

【参照元】

リエートクリニック名古屋院院長 松永 宏之
執筆者プロフィール
リエートクリニック名古屋院
院長
松永 宏之
コラム一覧にもどる