MENU
CLOSE
  1. リエートクリニック|横浜・名古屋での医療痩身・メディカルダイエット
  2. /
  3. コラム一覧
  4. /
  5. 医療ダイエット
  6. /
  7. メトホルミンダイエットは何キロ痩せる?期間と成功のコツを解説

メトホルミンダイエットは何キロ痩せる?期間と成功のコツを解説

メトホルミンダイエットは何キロ痩せる?期間と成功のコツを解説
リエートクリニック横浜院医師 白川 巧
監修者プロフィール
リエートクリニック横浜院
医師
白川 巧

「メトホルミンで本当に痩せられるの?」 

「何ヶ月で何キロくらい減量できるの?」

このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

メトホルミンは血糖値を安定させる糖尿病治療のための薬ですが、ダイエット目的で服用する方も増えています。

しかし、ダイエット効果はゆるやかで、短期間での大幅な減量は難しいのが現実です。

この記事では、メトホルミンのダイエット効果や、より効果的に痩せるためのポイントについて解説します。

記事を読めば、メトホルミンダイエットが自分に合っているかどうかがわかるはずです。

なお、医療痩身を専門とする「リエートクリニック」では現在オープン記念キャンペーンを実施中です。

リエートクリニックでは、医療痩身機器や注射・点滴治療、ダイエット薬などを用いた「切らない施術」を行っています。

医学的に根拠のある方法を用いて細胞レベルで身体にアプローチすることで、理想の体型づくりと共に人間本来の美しさを取り戻す美容医療を提供します。

カウンセリングは無料ですので、医療痩身を検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。

メトホルミンダイエットは何キロ痩せる?6ヶ月で3キロ前後が現実的

メトホルミンダイエットは何キロ痩せる?

海外の研究結果によると、メトホルミンを6ヶ月間使用するとBMIが約1単位減少することが確認されています。※1

BMI1単位は、身長160cm・体重65kgの方であれば約2.8kgに相当します。

同研究ではBMI35以上の高度肥満者でより高い効果が見られました。また、高用量を服用したグループでより減少幅が大きいことも確認されています。

しかし、FDA(米国食品医薬品局)の基準である「(プラセボ群と比較して)平均体重の5%以上の減少」を満たしていないため、メトホルミンは減量薬として正式に認められていません。※2

ダイエットを補助する目的で医師の判断のもと処方されることはありますが、過度な期待は禁物です。

※1 参考: Effects of metformin in obesity treatment in different populations: a meta-analysis – PMC
※2 参考:FDA – Guidance for Industry – Developing Products for Weight Management

メトホルミンはいつから痩せる?短期間での効果は期待できない

メトホルミンはいつから痩せる?

メトホルミンの減量効果は、効果が現れるまでに通常6ヶ月以上かかるとされており、継続的な服用が必要です。

メトホルミンは主に血糖値の安定を目的とした薬で、ダイエット効果は副次的なものです。

日本人の2型糖尿病患者169名を対象にした研究によると、メトホルミン単独療法群で26週後(6ヶ月後)に体重減少の効果が確認されました。※1

メトホルミンでの減量を目指すには、長期的な視点を持ち、食事や運動の見直しを併せて行うことが大切です。

※1 参考:Long-term treatment study of global standard dose metformin in Japanese patients with type 2 diabetes mellitus – PMC

メトホルミンダイエットでより大きく痩せるためのポイント

メトホルミンダイエットでより大きく痩せるためのポイント

メトホルミンダイエットでより大きく痩せるためのポイントは以下の4つです。

メトホルミンダイエットで痩せるためのポイント

  1. 用法・用量を守って使用する
  2. バランスの取れた食生活を心がける
  3. 適度な運動を取り入れる
  4. ほかの医療ダイエットを組み合わせる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

1. 用法・用量を守って使用する

メトホルミンには、腹痛や下痢、吐き気などの副作用があります。これらの副作用は栄養不足や体力低下につながり、健康的なダイエットの妨げになる可能性があります。

副作用のリスクを抑えるため、最初は低用量から始め、身体が慣れてきたら徐々に量を増やす方法が一般的です。

最初は1回250mgを1日2回(朝と夜)から始め、1ヶ月後に症状や効果を観察しつつ、医師の指示で1回500mgまで増量します。維持量として1日750~1,500mgが一般的です。

医師と相談しながら、安全にダイエットを続けましょう。

2. バランスの取れた食生活を心がける

メトホルミンは血糖値の上昇を抑える働きがありますが、食事から摂る栄養が偏っていると効果が減少する可能性があります

とくに糖質・脂質の過剰摂取は、血糖値の急上昇や体脂肪の蓄積を引き起こしやすく、ダイエットの妨げとなるため注意が必要です。

糖質・脂質を抑えるには、以下の方法がおすすめです。

糖質・脂質を抑える方法

  • 白米や白パンを、玄米や全粒粉パンなどの低GI食品に置き換える
  • 鶏むね肉、豆類、魚などの高たんぱく低脂肪の食品を取り入れる
  • キャベツやブロッコリ-など、食物繊維が豊富な野菜を摂る
  • 間食はスナック菓子の代わりに、ナッツや無糖ヨーグルトを選ぶ

糖質・脂質の摂取量をコントロールし、たんぱく質や食物繊維を意識的に摂ることが大切です。

3. 適度な運動を取り入れる

メトホルミンの服用中は有酸素運動を組み合わせることで、体脂肪の燃焼効果が高まります。

また、筋力トレーニングは筋肉量を増加させ、基礎代謝を高めるため、脂肪が蓄積しにくい身体作りにつながります。

有酸素運動と筋力トレーニングの両方をバランスよく行うことが、ダイエットのポイントです。

たとえば、毎日30分のウォーキングを習慣にし、週に2回は筋力トレーニング(軽いダンベルや自重でのスクワットなど)を行うとよいでしょう。

無理なく続けられる運動を取り入れ、代謝を高める習慣を身につけることが大切です。

4. ほかの医療ダイエットを組み合わせる

メトホルミンは血糖値をコントロールする薬ですが、脂肪細胞を直接減らす作用はありません。

一方、医療ダイエットでは脂肪細胞の破壊や筋肉運動など、メトホルミンとは別の方向からアプローチできます

医療ダイエットの主な方法は、以下のとおりです。

方法期待できる効果
GLP-1食欲を抑え、満腹感を得やすくする
脂肪冷却特定の脂肪細胞を冷却し破壊する。部分痩せに効果的
医療ハイフ高密度の超音波で脂肪細胞を減らす。引き締め効果も得られる
医療電磁場機器筋肉を電磁場で刺激し、筋力アップと脂肪燃焼を促進する
脂肪溶解注射脂肪細胞を溶解する薬剤を注入する

たとえば、メトホルミンとGLP-1注射を併用すると、食欲が抑制され、少ない食事量でも満足感が得られます。脂肪冷却や医療ハイフを使って気になる部分の脂肪を減らし、身体のシルエットを整えることも可能です。

医療ダイエットを組み合わせることで、全体的なシェイプアップから部分痩せまで幅広い効果が期待できます。

\きつい運動・食事制限なし/

メトホルミンとGLP-1、リベルサスはどれが痩せやすい?3つで比較

メトホルミンとGLP-1、リベルサスはどれが痩せやすい?

ダイエット効果は、皮下注射タイプのGLP-1受容体作動薬が最も高いと考えられます。

メトホルミンとGLP-1を比較した海外の研究では、GLP-1の方がダイエット効果が大きいことが確認されました。※1

また、経口タイプの薬は一般的に、肝臓での代謝によって血中濃度が低下するため、注射薬に比べて効果が安定しにくい傾向があります。

とくにリベルサスは消化吸収がデリケートで、胃の中に食べ物や飲み物があると本来の効果が発揮されません。※2

そのため、直接血管に注入できる注射薬の方が、安定した効果が得られると考えられます。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、生活習慣や体質にあわせて選択することが重要です。

※1 参考:The Antiobesity Effect of GLP‐1 Receptor Agonists Alone or in Combination with Metformin in Overweight /Obese Women with Polycystic Ovary Syndrome
※2 参考:ノボノルディスクファーマ株式会社|リベルサス®錠を 服用される方へ

メトホルミンとGLP-1やリベルサスは併用できる?低血糖に注意が必要

GLP-1受容体作動薬

メトホルミンとGLP-1受容体作動薬(リベルサスを含む)は併用可能です

メトホルミン単独とGLP-1併用を比較した研究では、GLP-1併用の方がダイエット効果が高いことが示されています。※1

ただし、併用によって、以下の副作用のリスクが高まる可能性があります。

副作用症状
低血糖症状めまい、冷や汗、動悸など
胃腸の不調吐き気や下痢など

メトホルミンとGLP-1を併用する場合は、事前に必ず医師に相談しましょう。

※1 参考:The Antiobesity Effect of GLP‐1 Receptor Agonists Alone or in Combination with Metformin in Overweight /Obese Women with Polycystic Ovary Syndrome

メトホルミンダイエットはこんな人におすすめ

メトホルミンダイエットはこんな人におすすめ

メトホルミンダイエットは以下の人におすすめです。

メトホルミンダイエットがおすすめな人

  1. ゆっくりとしたペースでバレずに減量したい人
  2. 食事や運動を継続的に管理できる人
  3. BMIが高めで肥満傾向がある人
  4. 食事制限や運動だけでは思うように痩せられない人

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

1. ゆっくりとしたペースでバレずに減量したい人

メトホルミンを使ったダイエットは、ゆるやかなペースで体重を落としたい人、周囲に気づかれずに減量を進めたい人に向いています。

メトホルミンは極端に痩せることがなく、長期的にじっくりと体重を減らせます。個人差はありますが、半年で約2~3kg程度の減量が目安です。

急激に体重が減ることがなく、内臓にかかる負担が少ないため、健康を維持しながら自然に体重を落とせるメリットもあります。

2. 食事や運動を継続的に管理できる人

メトホルミンダイエットは、食事や運動の管理を長期的に続けられる人に向いています。

メトホルミン単独の体重減少効果はゆるやかなため、大きく痩せるには食生活の見直しや定期的な運動が不可欠です。

健康的な生活習慣を習慣づけられる人ほど、より高いダイエット効果を得られるでしょう。

3. BMIが高めで肥満傾向がある人

メトホルミンは、とくに肥満傾向が高い人ほど体重減少効果が現れやすいことが研究で示されています。※1

肥満の人は体内のインスリン抵抗性(インスリンの効きにくさ)が高くなる傾向にあります。

メトホルミンはインスリン抵抗性を改善し、血糖値を安定させることで間接的に体脂肪の減少をサポートします。そのため、BMIが高い人ほど減量効果が期待できるのです。

※1 参考:Effects of metformin in obesity treatment in different populations: a meta-analysis – PMC

4. 食事制限や運動だけでは思うように痩せられない人

メトホルミンダイエットは、食事制限や運動が思うように続かない人、続けても体質やホルモンバランスの影響で痩せられない人に適した方法です。

メトホルミンは血糖値の安定を助け、インスリン抵抗性を改善することでダイエットをサポートします。

たとえば、食事の糖質量を減らしても血糖値が上がりやすい人や、運動の効果が現れにくい人は、メトホルミンによって血糖値が安定し、脂肪の蓄積を抑えやすくなります。

短期間で大きく痩せるならリエートクリニックの医療ダイエット

リエートクリニックの医療ダイエット

メトホルミンのダイエット効果は少なく、半年で2~3kg程度が平均とされています。

「短期間で目に見えた結果を出したい」「きつい運動や食事制限なしで痩せたい」という方は、リエートクリニックの医療ダイエットをご検討ください。

当院の医療ダイエットなら、医学的根拠にもとづいた治療で短期間での減量が可能です。

たとえば、食欲を抑える治療で無理なく食事量を減らし、脂肪細胞を破壊するマシンでリバウンドしにくい身体を実現します。

専門的な知識と経験に基づいて医師・看護師がサポートするため、負担なく理想の体型を目指せます。

リエートクリニックで人生最後のダイエットを始めてみませんか?

医療痩身モニター 最大80%

まとめ

まとめ

メトホルミンは主に血糖値の安定を目的とした薬で、ダイエット効果は副次的なものとされています。

半年間の継続使用で約2〜3kgの減量が見込めますが、大幅なダイエットを期待する方には適していません。

短期間での大幅なダイエットを望んでいる人は、GLP-1や脂肪冷却など、医療ダイエットの活用をおすすめします。

【参照元】

メトホルミンダイエットについて
■リスクと副作用
下痢・食欲不振・腹痛・吐き気・便秘などの消化器症状、貧血、低血糖、肝機能障害、乳酸アシドーシス

■未承認医薬品等(異なる目的での使用)
メトホルミンは2型糖尿病に対する治療目的で承認されていますが、美容・減量目的での使用は国内で承認されていません。

■国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。

■諸外国における安全性等に係る情報
海外では2型糖尿病に対する治療目的で使用されていますが、全てのリスクを排除することはできません。

■医薬品副作用被害救済制度について
万が一副作用が発生した場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象となります。

リエートクリニック横浜院医師 白川 巧
監修者プロフィール
リエートクリニック横浜院
医師
白川 巧
コラム一覧にもどる