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マンジャロをやめたらどうなる?リバウンドしないやめ方や代替案を解説

マンジャロをやめたらどうなる?リバウンドしないやめ方や代替案を解説
リエートクリニック名古屋院院長 松永 宏之
執筆者プロフィール
リエートクリニック名古屋院
院長
松永 宏之
当記事の内容はご自由に引用いただけます。

ただし、引用の際は、引用元として当院名および記事タイトルを明記し、読者の方が元の記事に遷移できるよう、引用元URLへのリンクをお願いいたします。

例) 引用元:リエートクリニック

糖尿病治療の新薬として登場し、高い食欲抑制効果からダイエット目的で処方されることも増えているマンジャロ。

体重がしっかり落ちると、次はお薬のやめ時について考えなければなりません。「やめるとどうなる?」「リバウンドはしたくない」と悩む方もいるかと思います。

そこで本記事では、マンジャロダイエットでリバウンドしないやめ方を詳しく解説します。

この記事の結論

  • マンジャロをやめると食欲が戻り体重も増えやすくなる
  • マンジャロをやめてから効果が完全になくなるまでの期間は約3〜4週間
  • 減薬や生活習慣の見直しでリバウンドを予防できる

なお、医療痩身を専門とする「リエートクリニック」では現在オープン記念キャンペーンを実施中です。

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リエートクリニックでは、医療痩身機器や注射・点滴治療、ダイエット薬などを用いた「切らない施術」を行っています。

医学的に根拠のある方法を用いて細胞レベルで身体にアプローチすることで、理想の体型づくりと共に人間本来の美しさを取り戻す美容医療を提供します。

カウンセリングは無料ですので、医療痩身を検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。

マンジャロをやめたらどうなる?5つの変化

マンジャロをやめたらどうなる?

マンジャロをやめると体には以下の変化が現れます。

マンジャロをやめた時の5つの変化

  1. 食欲が戻る
  2. 満腹感が持続しなくなる
  3. 体重が増える可能性がある
  4. 血糖値が変化する
  5. 副作用がなくなる

それぞれの変化を詳しく解説します。

1.食欲が戻る

マンジャロはGLP-1とGIPという2つのホルモンに作用し、脳の満腹中枢を刺激し、食欲を抑制するお薬です。

使用をやめるとその効果は消失し、食欲も徐々に回復します。やめた直後にすぐ食欲が増すわけではありませんが、気づいたら食べる量が増えていたり、なんとなく食べ過ぎてしまうと感じることが増えるかもしれません。

2.満腹感が持続しなくなる

マンジャロには胃の内容物の排出を遅延させる作用がありますが、使用を中止するとその効果もなくなります。

食べたものがゆっくり排出されるのは、すなわち満腹感が持続することを意味します。マンジャロによって無意識に抑えられた過食や間食が、使用を中止することで空腹を感じやすくなったり、食べても満たされないと感じることが増えるでしょう。

3.体重が増える可能性がある

マンジャロをやめて食欲が戻り、空腹を感じやすくなると食べる量が増加しやすくなります。

必ずしも全員がリバウンドするわけではありませんが、その後の生活習慣次第では体重が増えたり元に戻ってしまう方もいます。

マンジャロダイエットで注意したいのが、体重だけでなく筋肉量まで減ってしまった場合、基礎代謝も低下しているため以前と同じ食生活でも太りやすい体質に変わってしまうことがある点です。

短期間で大幅に体重を減らした方ほど体重が戻りやすい傾向があります。

4.血糖値が変化する

マンジャロは2型糖尿病の治療薬として開発されたお薬なので、血糖値をコントロールする効果をもちます。

使用をやめるとこの作用が失われ、食後は血糖値が上昇しやすくなります。血糖値が乱れるというよりは使用前の状態に戻るという表現が適切で、ダイエット目的の方は数値の変化を目にすることはほとんどないかもしれません。

糖尿病治療で使用している方は、HbA1c(ヘモグロビン)や空腹時血糖値などを見ながら今後の治療方針を決定します。いずれの場合も経過を観察しなければならないため、医師への相談なく自己判断で中止することはおやめください。

5.副作用がなくなる

マンジャロをやめると、使用中に見られた副作用も徐々に消失していきます。

マンジャロの代表的な副作用は、吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹痛などの消化器症状です。副作用は体が薬剤に慣れ、時間とともに軽快するのが一般的ですが、使用を中止することでも消失させることができます。

マンジャロの半減期

マンジャロの半減期は5〜6日で、体内からマンジャロの成分が完全に排出されるまでにはおよそ3〜4週間かかるといわれています。

半減期は「薬剤の血中濃度が半分になるまでの期間」のことであり、マンジャロをやめてもすぐに効果がなくなるわけではありません。とくに、ある程度の期間使用を継続していた場合は、使用中止から数日は効果が持続する可能性があります。

なお、食欲の変化が起こるタイミングは服用期間の長さや体質などによって個人差があります。

マンジャロ単体でのダイエットはリバウンドのリスクが大きい

マンジャロは高い食欲抑制効果があり、短期間で大幅に体重を落とせる可能性があるお薬です。

一方で、薬だけに頼るダイエットはリバウンドのリスクが大きい点にも注意しなければなりません。体重だけでなく筋肉量まで減ってしまうと「太りやすく痩せにくい体」に変わってしまう恐れもあり、マンジャロをやめた後の体型維持が難しくなります。

マンジャロダイエットでリバウンドを防ぐには、他の医療ダイエットを一緒に行う複合的なアプローチが有用です。マンジャロで食欲を抑えつつ、脂肪細胞そのものを減らすことで体重と見た目の両方のサイズダウンを実現します。

一度体外へ排出された脂肪細胞が復活することはなく、リバウンドのリスクを最小限に抑えることができます。ダイエットに挫折したりリバウンド経験がある方は、複合的な医療アプローチで人生最後のダイエットに挑戦してみませんか?

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マンジャロをやめるとどれくらいリバウンドするか?

マンジャロをやめた後の体重の推移については、継続したグループと中止したグループとで「体重維持率に有意な差がある」ことが明らかにされています。

この臨床試験では、BMIが30以上、またはBMIが27以上かつ肥満合併症がある成人を対象に、マンジャロの主成分であるチルゼパチドを36週にわたって投与しました。36週時点で平均20.9%の体重減少が見られています。

その後患者を2グループに分け、投与を継続したグループは体重が減り続けたのに対して、投与を中止したグループ(プラセボ群)は体重14%が増加したという結果が報告されています。

引用元:Continued Treatment With Tirzepatide for Maintenance of Weight Reduction in Adults With Obesity The SURMOUNT-4 Randomized Clinical Trial

この結果からわかるのは「マンジャロはダイエット効果が高い一方で、その効果が持続するのは使用を継続している間に限る」ということです。

マンジャロダイエットに取り組む場合は、目標体重を達成した後の体重管理も同時に考えていく必要があるといえます。

マンジャロでリバウンドしないやめ方

マンジャロダイエットでリバウンドを防ぐには以下の方法が有効です。

リバウンドを防ぐ方法

  1. 自己判断で使用を中断しない
  2. 徐々に減薬する
  3. 別の医療ダイエットを受ける
  4. 生活習慣を整える

詳しいやり方を解説します。

1.自己判断で使用を中断しない

マンジャロをやめる時にもっとも注意したいのが、痩せたからといって自己判断で使用を中止してしまうことです。

マンジャロによって抑えられていた食欲や満腹感は、やめると徐々に元に戻ります。準備のないままやめてしまうと食事量が増えたり体重が戻ったりしやすくなります。

生活習慣が十分に改善されていないと短期間で一気に体重が戻ってしまうケースもあるため、中止のタイミングについては医師へ相談の上で決定するのが理想的です。

2.徐々に減薬する

マンジャロをやめる時は、徐々に用量を減らして体の状態を元に戻す減薬が推奨されます。

マンジャロは経過は副作用を見ながら用量を調整できるよう、2.5〜15mgまでいくつか種類が用意されています。使用開始後は少しずつ増量していくように、リバウンド対策としてやめる時も減薬をしながら経過を観察していきましょう。

3.別の医療ダイエットを受ける

マンジャロをやめた後も体重管理をするには、マンジャロ以外のGLP-1ダイエットを継続するか、その他の医療ダイエットを併用する方法もおすすめです。

GLP-1受容体作動薬脂肪溶解注射脂肪冷却医療電磁場機器医療HIFU美容点滴ダイエット薬
痩せる仕組み内服薬または皮下注射で食欲を抑える脂肪を溶かす薬剤を注射し、脂肪細胞を破壊する脂肪細胞を冷却・破壊し、体外へ排出させる電磁場を利用して筋肉に刺激を与え、筋力強化や代謝を向上させる超音波を使用して脂肪細胞を破壊する脂肪燃焼を促す薬剤を点滴する尿から糖を排出することで血糖値を下げる
効果が出るまでの期間1〜3ヶ月程度10日〜1ヶ月程度2〜3ヶ月程度1〜3ヶ月程度1〜2ヶ月程度1〜3ヶ月程度1〜3ヶ月程度
効果が出るまでの回数目安内服薬:30〜90回(毎日)
自己注射:1〜3回(週1回)
1〜10回1〜3回1クール6〜8回3〜5回5〜10回30〜90回(毎日)
ダウンタイムなし数日〜1週間程度数日~1週間程度なし数日なしなし
副作用吐き気、下痢、腹痛など腫れ、内出血など赤み、内出血、腫れ、鈍痛など治療部位の筋肉痛、筋肉収縮による疲労感など感染、熱傷、神経麻痺、色素沈着、毛包炎、紅斑など内出血など低血糖、頻尿、便秘など

※効果が出るまでの期間や回数は体型や体質、使用する薬剤によって異なります

マンジャロ以外のGLP-1はリベルサス・オゼンピック・サクセンダなどの種類があります。これらはマンジャロよりも費用がやすく、予算的にマンジャロを継続するのが難しい方に推奨できる選択肢です。

太る原因となる脂肪細胞そのものを破壊する方法(脂肪溶解注射脂肪冷却医療HIFU)であれば、GLP-1のデメリットともいえるリバウンドのリスクをカバーできます。

施術の頻度が1〜2ヶ月に一度で済むものもあり、継続という意味では自己注射や内服薬よりも負担が少ないと捉えることもできます。マンジャロで体重を管理しつつ、部分痩せやボディラインを維持するためにその他の医療ダイエットと併用する方法も検討してみてください。

4.生活習慣を整える

自力で体型を維持しようとするなら、食事や運動など生活習慣の見直しも欠かせません。

マンジャロをやめた後は、食欲をコントロールすることが大きな課題となります。脂質や糖質の多いメニューは回数を減らし、食事量も細かく調整する必要があります。

食事量の調整が困難な場合は、運動でカロリー消費を促すことも大切です。質のいい睡眠やストレス解消も意識しながら、規則正しい生活を心がけましょう。

マンジャロのやめ時

マンジャロをやめるタイミングは「目標体重に到達したら」や「副作用が治らない」など人によってさまざまです。

ダイエット目的で使用している方は、目標体重をクリアしたタイミングでやめたいと考えることが多いです。やめた後のリバウンド対策もセットで考えなければなりませんが、きちんと結果を出せたのなら理想的なやめ方です。

副作用や体調面が理由であれば、マンジャロから別のお薬に切り替えることもできます。糖尿病患者様の場合は、治療経過を観察した上で今後の治療方針を決定します。

いずれの場合も医師の指示に従う必要があるため、やめたい理由がある時は主治医に相談してください。

まとめ

マンジャロは強力な食欲抑制効果をもつお薬ですが、その効果に頼り過ぎるとリバウンドのリスクが高まります。

やめた後に食欲が戻り、せっかく減った体重も元に戻ってしまうケースは少なくありません。リバウンドを防ぐためには、段階的な減薬や生活習慣の改善、他の医療ダイエットとの組み合わせなどの計画的な体重管理が重要です。

リバウンドのない医療ダイエットをご希望の方は、複合的アプローチで効率的なサイズダウンを目指すリエートクリニックまでご相談ください。

※マンジャロは糖尿病治療以外の目的では未承認のため、薬機法に基づき、医師による個人輸入にて導入・処方を行っています。医薬品についての詳細はメーカー公式HPをご確認ください。

【参照元】

リエートクリニック名古屋院院長 松永 宏之
執筆者プロフィール
リエートクリニック名古屋院
院長
松永 宏之
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