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【医師監修】脂肪溶解注射のデメリットは?各部位の注意点や対策も解説
「脂肪溶解注射にデメリットはある?」
「顔や身体に注射するのは不安」
脂肪溶解注射は部分痩せに効果が期待できる施術ですが、医療行為のためデメリットやリスクが伴います。
後悔しないためにも、デメリットやリスクについて事前に十分理解しておくことが大切です。
この記事では、脂肪溶解注射のデメリットや各部位ごとの注意点、失敗しないための対策について解説します。
脂肪溶解注射を検討中の方はぜひ最後までお読みください。
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脂肪溶解注射の5つのデメリット
脂肪溶解注射の主なデメリットは次の5つです。
脂肪溶解注射のデメリット
- 効果が現れるまでに時間がかかる
- 複数回の施術が必要なことが多い
- 一時的な副作用(腫れや赤み)がある
- 人によっては施術を受けられない場合がある
- 100%リバウンドしないわけではない
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1.効果が現れるまでに時間がかかる
脂肪溶解注射は、すぐに効果が現れる施術ではありません。
薬剤によって溶解した脂肪細胞は、その場ですぐに無くなるのではなく、時間をかけて徐々に体外へと排出されるからです。
個人差や部位によっても異なりますが、施術を受けた後、目に見える効果が現れるまでには10日から1ヶ月ほどかかります。
しかし、逆に考えれば、ゆっくりと痩せていくことで周囲に気づかれにくいメリットもあります。
脂肪溶解注射は、他人に知られず部分痩せしたい方に適した施術なのです。
2.複数回の施術が必要なことが多い
脂肪溶解注射は1回で満足する方もいますが、効果を最大限に引き出すには、施術を数回繰り返す必要があります。
1回の施術で注入できる薬剤の量には限界があるからです。一度に大量の薬剤を注入すると身体に負担がかかり、副作用が強く現れる可能性があります。
部位や減らしたい脂肪の量にもよりますが、同じ部位に対して3~5回に分けて注射を行うのが一般的です。
3.一時的な副作用(腫れや赤み)がある
脂肪溶解注射は施術後、注入箇所に一時的な腫れや赤みを生じることがあります。
通常は数日から1週間程度で治まりますが、とくに顔の施術直後は腫れや赤みが目立ち、仕事や日常生活に支障をきたすことも考えられます。
そのため、大事な用事がある場合は、施術を受けるタイミングに余裕をもたせることが大切です。
施術後は飲酒や入浴、激しい運動など、血行がよくなる行動は控えましょう。安静に過ごすことで腫れや赤みが早く治まります。
4.人によっては施術を受けられない場合がある
脂肪溶解注射は、特定の条件に該当する方は施術を受けられない場合があります。
たとえば、妊娠中や授乳中の方は脂肪溶解注射を受けられません。薬剤が赤ちゃんに与える影響が確認されていないためです。
また、脂肪溶解注射の薬剤にアレルギーがある方や、過去に同様の施術で副作用が強く現れた方は、事前に医師と相談が必要です。
脂肪溶解注射の施術を受けられない場合は、ほかのダイエット施術を検討しましょう。
5.100%リバウンドしないわけではない
脂肪溶解注射は食べすぎや運動不足などの不健康な生活習慣を続けると、リバウンドする可能性があります。
脂肪細胞の数自体は減りますが、脂肪が蓄積されるような生活習慣を続ければ、残っている脂肪細胞は再び大きくなるからです。
施術によって得られた効果を保つためには、生活習慣の見直しが欠かせません。
しかし、逆に言えば脂肪溶解注射を受けることが健康的な生活習慣を取り入れるきっかけになるとも考えられます。
「施術の効果を無駄にしたくない」という想いが、バランスの取れた食事や適度な運動を意識するモチベーションとなるでしょう。
リエートクリニックの医療ダイエットなら短期間で効果を実感できる
横浜・名古屋・池袋で医療ダイエットをお考えの方は、ぜひリエートクリニックにお任せください。
リエートクリニックでは、脂肪溶解に効果的な「カベリン」を採用しています。
カベリンは、デオキシコール酸を高濃度(0.5%)配合した脂肪溶解注射で、腫れや炎症を抑える成分も含まれているため、施術後のダウンタイムがほとんどありません。
脂肪溶解注射は、ほかの医療ダイエットと組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
リエートクリニックでは、ダイエット薬や医療痩身機器による施術を組み合わせて、3~6ヶ月の短期間で理想の体型を目指します。
食事制限や運動は必要ありません。これまでダイエットに失敗してきた方、人生最後のダイエットにしたいとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※カベリンはFDA((米国食品医薬品局))から承認を受けている医薬品です。国内では未承認のため薬機法に基づき、医師による個人輸入にて導入・治療を行っています。
脂肪溶解注射の部位ごとの注意点
脂肪溶解注射の部位ごとの注意点は、以下のとおりです。
部位 | 注意点 |
---|---|
顔・あご | 理想通りの仕上がりにならない場合がある |
まぶた | 脂肪を減らしすぎると凹んでしまう可能性がある |
小鼻 | もともと脂肪が少ない人は効果を実感しにくい |
二の腕 | 脂肪量が多いと回数が多くかかる |
お腹・太もも | 注入量が多く費用がかかる |
それぞれ、詳しくみていきましょう。
顔・あご|理想通りの仕上がりにならない場合がある
脂肪溶解注射は注入箇所や注入量が適切でないと、理想通りの仕上がりにならない場合があります。
とくに、顔やあごの脂肪溶解注射は、やりすぎると以下のような問題が起こる可能性があります。
顔やあごの脂肪溶解注射のやりすぎで起こる問題
- 頬がコケる
- フェイスラインが崩れる
- 左右差が生じる
- 皮膚がたるむ
効果は徐々に現れるため、すぐに効果が実感できない場合でも焦らず、医師のアドバイスに従うことが大切です。
まぶた|脂肪を減らしすぎると凹んでしまう可能性がある
まぶたの脂肪溶解注射は顔全体の印象を大きく左右するため、慎重に行うべき部位です。
まぶたの脂肪を減らしすぎると目の上が凹み、年齢以上に老けた印象を与えてしまいます。
疲れている印象や、不健康な印象を与えることもあるため、脂肪を減らしすぎないように注意しましょう。
小鼻|もともと脂肪が少ない人は効果を実感しにくい
小鼻の脂肪溶解注射では、過度の期待はしないようにしましょう。
小鼻の形は脂肪だけでなく、もともとの骨格や軟骨の形によるものが大きいからです。
とくに小鼻の脂肪がもともと少ない方は、脂肪を減らすだけでは大きな変化が見られず、不満に感じてしまう可能性があります。
どの程度の効果が期待できるか医師と相談し、説明に十分納得した上で施術を受けることが大切です。
二の腕|脂肪量が多いと回数が多くかかる
二の腕は、身体の中でも脂肪がつきやすい部位です。脂肪溶解注射では脂肪量が多いと、その分薬剤を多く注入する必要があるため、施術回数が増えやすくなります。
そのため、結果として施術期間が長引くだけでなく、費用も多くかかる可能性があります。
二の腕を細くしたい場合は、ほかの施術との併用も含めて医師と十分に相談し、必要な施術や費用を把握した上で最適な方法を選びましょう。
お腹・太もも|注入量が多く費用がかかる
お腹や太ももの脂肪溶解注射は、脂肪の範囲が広いため1回の注入量が多く、費用がかかりやすい部位です。
たとえば、顔の場合は1回あたり2~8cc程度(1部位)を注入しますが、お腹や太ももは1回あたり5~20cc程度(1部位)を注入します。
複数回の施術が必要になる場合も多く、施術の回数が増えると、当然ながら費用も増加します。
ほかのダイエット施術も含めて医師と相談し、効果的かつ費用負担の少ない施術プランを選びましょう。
脂肪溶解注射で失敗しないための対策4つ
脂肪溶解注射で失敗しないためのポイントを解説します。
脂肪溶解注射で失敗しないためのポイント
- 情報を十分に収集する
- 疑問や不安な点についてカウンセリングで相談する
- 効果が出るまで焦らず継続する
- ほかの医療ダイエットと組み合わせる
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1.情報を十分に収集する
脂肪溶解注射で理想の結果を得るためには、施術前の情報収集が重要です。
以下のポイントを押さえて情報を集め、慎重に検討しましょう。
脂肪溶解注射を検討するときのポイント
- 施術の内容やリスク、効果
- 医師の経歴や実績
- SNSの口コミや実際の症例写真
- 使用している薬剤の種類
とくに、使用している薬剤の種類は必ずチェックすべきポイントです。脂肪溶解注射は薬剤によって濃度が違うため、同じ注入量でも効果や副作用の強さが変わります。
濃度が高いほど効果を実感しやすいですが、腫れや赤みなどの副作用も強く出やすいため、考慮して選ぶことが大切です。
代表的な脂肪溶解注射の濃度は以下のとおりです。
薬剤名 | 濃度 |
---|---|
FatX | 1% |
Kabelline(カベリン) | 0.5% |
BNLS ultimate | 0.02% |
BNLS neo | 0.0001% |
効果を早く実感したい方は、デオキシコール酸が0.5%以上配合されている高濃度の薬剤を選ぶことをおすすめします。
2.疑問や不安な点についてカウンセリングで相談する
カウンセリングは、施術に関する疑問や不安を解消する大切な機会です。
疑問や不安をしっかり解消してから施術を受けることで、施術後のトラブルを防ぎ、満足度を高められます。
具体的には、以下の点について事前に確認しておくことをおすすめします。
脂肪溶解注射の施術前に確認したいポイント
- 施術の効果とリスク
- 必要な施術回数
- ダウンタイムの程度や期間、日常生活への影響
- 使用する薬剤の種類と特徴
- 施術全体の費用や追加費用の有無
- 万が一のトラブルが発生した場合の対応
- ほかの施術との違い
- 施術後のケア方法
カウンセリングを最大限に活用し、安心して施術に臨めるよう準備しましょう。
3.効果が出るまで焦らず継続する
脂肪溶解注射は医師が指示した回数を守り、焦らず続けることが大切です。
脂肪溶解注射は数回の施術を重ねることで、徐々に効果を実感できるものです。
効果がすぐに現れず焦りを感じる方もいますが、途中で施術をやめてしまうと、十分な効果を得られないまま終わってしまう可能性があります。
焦らずに計画通り施術を続けることで、最終的に満足のいく結果を得られるでしょう。
4.ほかの医療ダイエットと組み合わせる
脂肪溶解注射は、ほかの医療ダイエットと組み合わせて行うことをおすすめします。
脂肪溶解注射は狭い範囲の部分痩せに適した施術ですが、広範囲の脂肪を減らしたい場合や、全体的な体重を減らしたい場合には不向きです。
たとえば、全体的なボディラインを引き締めたい場合は、脂肪細胞を凍結して排出する「脂肪冷却」や、脂肪を破壊しながら筋肉を鍛える「医療電磁場機器」を併用するとよいでしょう。
また、GLP-1ダイエットで太りにくい体質を作れば、脂肪溶解注射の部分痩せ効果に加えて、身体全体のダイエット効果も期待できます。
まとめ
脂肪溶解注射は部分痩せが期待できるものの、効果が現れるまでに時間がかかり、複数回の施術が必要になることが多いです。
また、広範囲の脂肪を減らしたい場合や、全体的な体重を減らしたい場合には向いていません。
とくに脂肪量が多い二の腕やお腹・太ももは、脂肪溶解注射だけで痩せるのは難しいでしょう。
短期間で効果を実感するには、ほかの医療ダイエット(ダイエット薬や医療痩身機器)と組み合わせることが大切です。