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サクセンダ1ヶ月の効果は?減量効果を最大限引き出す方法も解説
「サクセンダは1ヶ月でどのくらい痩せられる?」
「痩せやすくする方法はある?」
サクセンダは食欲を抑え、ダイエットをサポートをしてくれる注射薬です。
しかし、短期間では効果が現れにくいため、「思ったほど痩せなかった」と感じる人も少なくありません。
この記事では、サクセンダを1ヶ月使用した場合の一般的な減量効果や、効果を最大限に引き出すためのポイントを解説します。
また、同じGLP-1受容体作動薬であるオゼンピックやリベルサスとの違いについても触れていきます。
なお、医療痩身を専門とする「リエートクリニック」では現在オープン記念キャンペーンを実施中です。
リエートクリニックでは、医療痩身機器や注射・点滴治療、ダイエット薬などを用いた「切らない施術」を行っています。
医学的に根拠のある方法を用いて細胞レベルで身体にアプローチすることで、理想の体型づくりと共に人間本来の美しさを取り戻す美容医療を提供します。
カウンセリングは無料ですので、医療痩身を検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
サクセンダ1ヶ月使用のダイエット効果は?単独では月1キロ減以下が目安
サクセンダのみを1ヶ月使用しても、大きく痩せられない場合が多いです。
非糖尿病の肥満者3,731名を対象とした56週間(13ヶ月)の試験では、サクセンダを投与したグループで平均8.0%の体重減少が見られました。※1
1ヶ月あたりで換算すると約0.62%です。体重100kgの人で1ヶ月に約0.6kg、70kgの人で約0.4kg痩せる計算になります。
試験結果からもわかるように、サクセンダ単体では短期間で大幅な減量は期待しにくいです。
短期間で大きく痩せるためには、食事療法や運動療法、ほかの医療ダイエットと併用する必要があります。
※1 参考:上野 浩晶、中里 雅光|GLP-1受容体作動薬の体重減少効果
サクセンダの食欲抑制効果は投与後7.5~11時間がピーク
サクセンダの食欲抑制効果は、投与後7.5〜11時間で血中濃度がピークに達し、最も高まります。※1
その後、10〜11時間かけて血中濃度が半減するため、効果は徐々に薄れていきます。
そのため、サクセンダを効果的に活用するには、食事量が多くなりやすい時間帯に効果のピークを合わせて投与するのがポイントです。
たとえば、夕食の量が多い場合、午前中や昼頃に投与することで、夕方〜夜に食欲抑制の効果が高まり、過食を防ぎやすくなります。
最適なタイミングについては個人差もあるので、医師と相談し決定しましょう。
※1 参考:ノボノルディスクファーマ株式会社|ビクトーザ添付文書
サクセンダの主な効果
サクセンダは、直接的に脂肪を燃焼させる効果はありませんが、食事量をコントロールしやすくすることで減量をサポートします。
サクセンダの主な効果は以下のとおりです。
サクセンダの効果
- 食欲の抑制
- 血糖値の急上昇の抑制
- 満腹感の持続
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1. 食欲の抑制
サクセンダは脳の満腹中枢に直接作用し、食欲を抑制する効果があります。
多くの人がダイエットで挫折する原因は、空腹感によるストレスや、コントロールできない過食欲求です。
サクセンダは脳の満腹中枢に「満腹」のシグナルを送ることで、食事量を減らすサポートをします。
少量の食事でも満腹感を感じやすくなるため、普段から過食傾向にある方に相性の良い方法です。
2. 血糖値の急上昇の抑制
血糖値の上昇は、身体が脂肪を蓄えやすくするだけでなく、その後の急降下時に空腹感や甘いものへの欲求を引き起こします。
サクセンダはインスリンの分泌を促進すると同時に、グルカゴンの分泌を抑え、血糖値の急上昇を抑制する効果があります。
インスリンは血糖を下げ、グルカゴンは血糖を上げる作用があるため、サクセンダによってこの2つのバランスが取れることで、血糖値が安定するのです。
血糖値が安定すると空腹感の波が減り、食欲が抑えやすくなります。
3. 満腹感の持続
サクセンダは満腹感を持続させ、間食の誘惑を避けやすくする効果があります。
空腹感はダイエットを難しくする大きな要因です。サクセンダは胃酸分泌や腸の動きを抑えることで、食べたものが消化されるスピードを遅くし、満腹感を長時間保ちます。
結果、次の食事までの間に空腹感に悩まされることが減り、無理なく食事量を抑えられます。
サクセンダの効果を高める方法
サクセンダの効果を高める方法は以下の5つです。
サクセンダの効果を高める方法
- バランスの取れた食事を心がける
- 適度な運動を取り入れる
- 十分な睡眠を確保する
- ストレスを適度に発散する
- 他の医療ダイエットを併用する
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1. バランスの取れた食事を心がける
サクセンダで効果的に減量するためには、バランスの取れた食事が大切です。
ダイエット中に栄養が偏ると身体が疲れやすくなったり、リバウンドしやすくなったりする可能性があります。
とくに「炭水化物抜き」などの極端な食事制限は満足感が得られにくいため、長続きしないことが多いです。炭水化物も適量を取り入れることで、エネルギーを補給しつつ満足感が得られます。
適切な栄養をバランス良く摂取すれば、サクセンダの食欲抑制効果によって、無理なく食事量をコントロールできます。
2. 適度な運動を取り入れる
適度な運動を取り入れることで、サクセンダのダイエット効果を高め、ダイエット後も体重を維持しやすくなります。
運動を伴わないダイエットは減量しても筋肉量が減りやすく、基礎代謝が下がってリバウンドしやすくなります。
デンマークで195人を対象に行われた研究では、被験者を4つのグループに分けて1年間の比較が行われました。※1
その結果、サクセンダと運動を組み合わせたグループが最も大きな減量効果を示しました。
運動のみのグループ | -4.1kg |
---|---|
サクセンダのみのグループ | -6.8kg |
サクセンダと運動の併用グループ | -9.5kg |
研究結果からもわかるように、サクセンダを運動と併用することで、より大きな減量効果が期待できます。
3. 十分な睡眠を確保する
サクセンダの効果を引き出すには、十分な睡眠を確保することも重要です。
睡眠不足は食欲を刺激する「グレリン」の分泌を増加させ、満腹感を促す「レプチン」の分泌を減少させるといわれています。※1
グレリンとレプチンのバランスが崩れると、空腹を感じやすくなり、サクセンダの食欲抑制効果も十分に発揮できなくなります。
必要な睡眠時間は年齢や個人差によって異なりますが、成人の適正な睡眠時間は一般的に6~8時間です。※2
また、寝る前のスマホ使用を控える、リラックスできる環境を整えることで眠りの質を高めることができます。
※1 参考:Short sleep duration is associated with reduced leptin, elevated ghrelin, and increased body mass index – PubMed
※2 参考:厚生労働省|健康づくりのための睡眠ガイド2023
4. ストレスを適度に発散する
ダイエット中は定期的にリラックスする時間を確保し、ストレスを発散することが大切です。ストレスが溜まると食欲が増し、暴飲暴食に走るリスクが高まります。
また、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増えると、脂肪が蓄積されやすくなり、ダイエット効果が減少する原因にもなります。
無理なくダイエットを続けるために、自分に合ったストレス解消法を取り入れましょう。
5. 他の医療ダイエットを併用する
サクセンダの効果をさらに高め、効率的に痩せたい方は、他の医療ダイエットと併用するのも効果的です。
サクセンダと違ったアプローチで脂肪を減らすため、併用することで短期間での大幅なダイエットが期待できます。
たとえば、下記のような施術を組み合わせることで、それぞれの特徴を生かし、効果的にシェイプアップが可能です。
方法 | メカニズム |
---|---|
医療電磁場機器 | 電磁場で筋肉を刺激し、脂肪燃焼と筋力増強をサポートする |
脂肪冷却 | 脂肪細胞を冷却して破壊し、自然に体外へ排出させる |
医療ハイフ | 超音波で脂肪細胞を破壊し、部分痩せやリフトアップ効果が得られる |
脂肪溶解注射 | 脂肪細胞を溶かす薬剤を注射する |
なお、リエートクリニックでは、上記を含むさまざまな医療ダイエット施術を組み合わせた、一人ひとりに合わせたダイエットプランを提案しています。
医学的根拠にもとづいた方法で、つらい食事制限や運動をしなくても、短期間で無理のないダイエットが可能です。
「リバウンドのない人生最後のダイエット」をしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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サクセンダとオゼンピック・リベルサスの違い
サクセンダとオゼンピック、リベルサスはどれもGLP-1受容体作動薬ですが、いくつか違いがあります。
それぞれの違いを、表にまとめました。
サクセンダ | オゼンピック | リベルサス | |
---|---|---|---|
有効成分 | リラグルチド | セマグルチド | セマグルチド |
投与方法 | 自己注射 (毎日) | 自己注射 (週1回) | 経口服用 (毎日) |
ダイエット効果 (26週間 ※1) | 1.5~ 3.7kg減 | 2.8~ 8.2kg減 | 2.8~ 8.2kg減 |
副作用 | 胃腸の不調、低血糖、注射部位の痛み | 胃腸の不調、低血糖、注射部位の痛み | 胃腸の不調、低血糖 |
2型糖尿病患者705人を対象にした研究では、リラグルチド(サクセンダ)よりもセマグルチド(オゼンピック・リベルサス)の方が高い効果が示されています。※1
効果だけにとらわれず、副作用や投与方法を理解し、医師と相談の上自身に合ったものを選択することが大切です。
サクセンダの効果についてよくある質問
サクセンダの効果についてよくある質問をまとめました。
サクセンダは1ヶ月で効果がなければ続けない方が良いですか?
サクセンダは4ヶ月以上継続することで、効果が出るかどうかを正確に判断しやすくなります。
サクセンダが肥満治療薬として使用されているアメリカでは、16週間(4ヶ月)で初期体重の4%以上の減量が達成できない場合は、治療の継続を再評価すべきとされています。※1
そのため、サクセンダの効果が1ヶ月で見られない場合でも、すぐに使用を中止せず、まずは医師に相談しましょう。
サクセンダは個人差が大きいため、効果が実感できるまでに時間がかかる場合もあります。また、もともと痩せている方には適応しない場合もあるため、その際は他の医療ダイエットの検討をおすすめします。
※1 参考:FDA|サクセンダ添付文書
サクセンダを使用中、食事制限は必要ですか?
サクセンダは食欲抑制効果があるため、自然と食べる量が減ることが多いです。しかし、バランスの取れた食事を続けることで、効果を高めてより早く体重を減らせます。
サクセンダはやめたらリバウンドしますか?
サクセンダを中止すると食欲抑制効果がなくなるため、食事管理を怠るとリバウンドする可能性があります。
リバウンドを防ぐには、服用中に食事管理や運動を習慣化しておくことが大切です。
まとめ
サクセンダは食欲抑制、血糖値上昇の抑制、満腹感の持続などの作用で、無理なく食事量を減らし、過食や間食を防ぐ効果が期待できます。
しかし、サクセンダ単独では大きなダイエット効果は見込めず、1ヶ月で0.4〜0.6kgの減量が目安です。
大幅な減量を目指すには、食事療法や運動療法、ほかの医療ダイエットとの併用が必要になります。
【参照元】
- 上野 浩晶、中里 雅光|GLP-1受容体作動薬の体重減少効果
- ノボノルディスクファーマ株式会社|ビクトーザ添付文書
- Healthy Weight Loss Maintenance with Exercise, Liraglutide, or Both Combined | New England Journal of Medicine
- Short sleep duration is associated with reduced leptin, elevated ghrelin, and increased body mass index – PubMed
- 厚生労働省|健康づくりのための睡眠ガイド2023
- A 26-Week Randomized Controlled Trial of Semaglutide Once Daily Versus Liraglutide and Placebo in Patients With Type 2 Diabetes Suboptimally Controlled on Diet and Exercise With or Without Metformin
- FDA|サクセンダ添付文書
- 内分泌疾患に続発する肥満症
【サクセンダについて】
■リスクと副作用
便秘、悪心、下痢、吐き気、腹部不快感、消化不良など
■未承認医薬品等(異なる目的での使用)
サクセンダは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
■入手経路等
当院で使用するサクセンダ製剤はnovonordisk社デンマーク製を海外から輸入しております。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html
■国内の承認医薬品等の有無
リベルサスなどのGLP -1受容体作動薬は2型糖尿病の治療薬として承認を得ていますが、美容・減量目的での承認はいずれも認められていません。
■諸外国における安全性等に係る情報
FDA(アメリカ食品医薬品局)やEMA (ヨーロッパ医薬品許可当局)では肥満治療薬として承認されており安全性が認められていますが、諸外国にて重大なリスクとしてアレルギー反応(アナフィラキシー)や膵炎が報告されています。
■医薬品副作用被害救済制度について
副作用が発生した場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象となります。