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マンジャロは副作用が強い?リスクと安全な使い方を解説

マンジャロは副作用が強い?リスクと安全な使い方を解説
リエートクリニック名古屋院院長 松永 宏之
執筆者プロフィール
リエートクリニック名古屋院
院長
松永 宏之
当記事の内容はご自由に引用いただけます。

ただし、引用の際は、引用元として当院名および記事タイトルを明記し、読者の方が元の記事に遷移できるよう、引用元URLへのリンクをお願いいたします。

例) 引用元:リエートクリニック

2023年4月に登場したマンジャロは、従来の糖尿病治療薬よりも高い効果が期待されているお薬です。

ダイエットにも有用な効果を示し、近年は美容目的で使用する人が増えています。一方で、吐き気や下痢などの副作用に悩まされている方がいるのも事実です。

そこで本記事では、マンジャロの副作用と対処法を詳しく解説します。安全な使い方も解説するので、マンジャロの使用を検討中の方はぜひ最後までお読みください。

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マンジャロの一般的な副作用

副作用頻度
消化器症状(吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹痛など)5%以上
注射部位反応(赤み・かゆみ・痛みなど)1〜5%未満
過敏症(湿疹・発疹など)1%未満

マンジャロでもっとも多く見られる副作用は、吐き気や下痢などの消化器症状です。

リベルサス(飲み薬のGLP-1受容体作動薬)に比べて消化器症状は出にくいと言われていますが、5%以上の頻度で発現することが明らかにされています。

マンジャロは注射薬なので、注射した部位に赤みやかゆみが出ることもあります。使用後に湿疹や発疹などのアレルギー症状が出た場合、以後マンジャロを使用することはできません。

マンジャロの重大な副作用

マンジャロを使用する上で注意したいのが以下の副作用です。

副作用症状頻度
低血糖脱力感・強い空腹感・冷や汗・動悸など不明
急性すい炎激しい腹痛・背中の痛みなど0.1%未満

マンジャロの使用中に脱力感や強い空腹感などを感じる時は、血糖値が正常の範囲から低くなっている可能性があります。

頻度は不明ですが、傾向としては食事制限をしたりほかの糖尿病治療薬と併用している場合に多く見られます。

腹部や背中に強い痛みを感じる場合は急性すい炎が疑われるため、直ちに使用を中止し医療機関を受診してください。

マンジャロで副作用が起きた場合の対処法

吐き気や下痢、便秘などの消化器症状は、マンジャロを使用する多くの方に見られる副作用です。

副作用が見られるのは使用直後〜2週間ほどで、体が薬剤に慣れると徐々に落ち着いていくのが一般的です。軽度であれば様子を見ますが、継続が困難な場合は医師に相談の上で別のお薬への切り替えを検討します。

倦怠感や強い空腹感など低血糖の症状が見られた時は、清涼飲料水やラムネ、ブドウ糖タブレットで糖分を補いましょう。また、急激な嘔吐や強い腹痛、発熱などが見られる場合は重大な副作用の可能性があるため、できるだけ早く医療機関を受診してください。

マンジャロの副作用によるリスクを軽減する方法

マンジャロの使用上のリスクを軽減するには以下の方法が有効です。

マンジャロのリスクを軽減する方法

  1. 正しく使用する
  2. 食事をしっかりとる
  3. 異常が見られたら使用を注意する
  4. 別の薬を検討する

それぞれの方法を詳しく解説します。

1.正しく使用する

マンジャロの副作用は使用開始直後や増量後に出やすい傾向があります。

増量のタイミングは同一用量を4週間継続した後、経過や副作用を見ながら医師が判断します。

効果が出るまでには1〜2ヶ月と少し時間がかかるので、体重が減らないうちに「量を増やしたい」と考える患者様は多いです。しかし、体が慣れる前に量を増やすと副作用のリスクは高まります

投与の頻度は週1回と定められているため、自己判断で自己注射の回数を増やすことはできません。効果と安全性を高めるには正しく使用することが一番の近道です。

マンジャロダイエットを成功させるには医師の指示に従い、用法用量を守って正しく使用することが大切です。

2.食事をしっかりとる

マンジャロは強い食欲抑制作用を持つため、意識せずに食事量が減少します。

食事量が減ると体重も落ちますが、摂取エネルギーが消費エネルギーを大幅に下回ると低血糖を引き起こすことがあります。

また、エネルギー不足は代謝低下の原因となるため、マンジャロを使用している間は栄養バランスを意識した食生活を心がけることが大切です。無理な糖質制限や絶食は避け、タンパク質や食物繊維、ビタミンなどを積極的に摂取しましょう。

3.異常が見られたら使用を注意する

マンジャロの重大な副作用には低血糖や急性すい炎などが報告されています。

低血糖になると脱力感や強い空腹感、冷や汗などの症状が現れます。急性すい炎は激しい腹痛や背中の痛みなどの症状が特徴です。

マンジャロの使用中にこれらの症状が見られた時は、すぐに使用を中止してください。適切に対処しなければ入院や手術のリスクが高まるため、異変を感じた時は速やかに医師へ相談しましょう。

4.別の薬を検討する

マンジャロの副作用が強く出たり続けるのが困難な時は、別のお薬への切り替えも可能です。

マンジャロのように血糖値を下げ、食欲をコントロールするお薬(GLP-1受容体作動薬)にはさまざまな種類があります。

リベルサスビクトーザサクセンダオゼンピック
効果効能2型糖尿病2型糖尿病肥満症2型糖尿病
用法用量1日1回朝食前に服用1日1回朝または夕方に皮下注射1日1回朝または夕方に皮下注射週1回の皮下注射
副作用吐き気、下痢、便秘など吐き気、下痢、便秘など吐き気、下痢、便秘など吐き気、下痢、便秘など

GLP-1受容体作動薬の副作用には個人差があり、人によってマンジャロで消化器症状が強く出てしまう方もいます。そういった場合は別のお薬も検討し、体質に合うもので経過を観察します。

GLP-1以外では、余分な糖分を尿として排出するSGLT2阻害薬や、便秘改善や脂肪燃焼効果が期待できる漢方薬なども一つの選択肢です。

もっとも、お薬だけに頼るダイエットはリスクが高いので、安全かつ効果的に痩せるには運動療法や医療痩身機器を用いた施術を併用することが推奨されます。

リエートクリニックの医療ダイエットについて

リエートクリニックでは、薬だけに頼らず複合的なアプローチでリバウンドしない減量を目指しています。

GLP-1は手軽に痩せられるメリットがあるお薬ですが、投与を中止すると食欲が戻るので、せっかく痩せても体重が戻ってしまうリスクがあります。

当院の医療ダイエットは、薬で体重管理をしながら、脂肪細胞を減らす施術を併用することで減量と体型維持を両立させるプログラムが強みです。お客様の体質や目標に合わせたメニューで、安全かつ効果的な減量を実現します。

「痩せる薬を使ってみたいけどリバウンドはしたくない」という方は、医療ダイエットのリエートクリニックまでご相談ください。

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マンジャロとその他GLP-1の比較

以下の表は、マンジャロとその他GLP-1受容体作動薬の副作用の発現頻度を比較したものです。

マンジャロリベルサスビクトーザサクセンダオゼンピック
吐き気5%以上5%以上5%以上5%以上5%以上
下痢5%以上5%以上1〜5%未満1〜5%未満5%以上
腹痛5%以上1〜5%未満1〜5%未満1〜5%未満1〜5%未満
発疹・かゆみ1%未満不明0.2〜1%未満0.2〜1%未満不明
注射部位の腫れ・痛み1〜5%未満内服薬のためなし1〜5%未満1〜5%未満不明
低血糖不明不明不明不明不明
急性すい炎0.1%未満0.1%不明不明不明

臨床試験のデータでは、マンジャロとその他のお薬で副作用の発現頻度に大きな差は見られません。

唯一の内服薬であるリベルサスは、胃腸を通過することから消化器症状が出やすい傾向があります。飲み薬なので、腫れや痛みといった注射部位の症状がありません。

マンジャロで副作用が出やすい人の共通点

マンジャロで副作用が出やすい人にはいくつかの共通点があります。

マンジャロで副作用が出やすい人の共通点

  • 胃腸虚弱
  • 便秘や下痢の悩みがある
  • 服用している薬がある
  • BMIが低め
  • 極端な食事制限をしている

マンジャロは消化器系の副作用が出やすいため、もともと胃腸が弱い方や便秘・下痢気味の方は症状が強く出ることがあります。

マンジャロ以外に服用しているお薬がある方も薬剤の影響を受けやすく、副作用の発現リスクが高まる傾向にあります。

また、BMIが23kg/㎡未満の方への有効性および安全性は確認されていないため、痩せ体型の方への投与は行わないことが原則です。

マンジャロの副作用にまつわる質問

Q

マンジャロの副作用はいつまで続きますか?

A

使用開始から数日〜数週間で体が薬剤に慣れ、徐々に消失していくのが一般的です。
ただし、副作用の程度には個人差があるため、つらい症状が続く場合は医師に相談してください。

Q

マンジャロで筋肉痛になることはありますか?

A

筋肉痛の症状は報告されていませんが、倦怠感や体のだるさなど筋肉痛に似た症状を感じることがあります。

Q

マンジャロの副作用で鬱になることはありますか?

A

現時点ではマンジャロと鬱の直接的な関連性については明らかにされていません。
ただし、過去の臨床試験ではマンジャロの使用後に抑鬱症状および鬱病性障害が発現したとのデータが報告されております。
副作用による体調不良や食欲の変化が精神面に影響する可能性が示唆されているため、気分の落ち込みが続く場合は医師に相談してください。

まとめ

糖尿病の新薬マンジャロは、食欲抑制や体重減少などダイエットに嬉しい効果が期待されています。

その一方で、吐き気や下痢などの消化器系の副作用に悩まされる方もいます。症状は徐々に落ち着いていきますが、脱力感や動悸、激しい腹痛が見られる場合は注意が必要です。

「痩せる薬に興味はあるが副作用が心配…」「リスクの少ないダイエットがしたい」という方は、複合的なアプローチで理想のボディラインをつくるリエートクリニックまでご相談ください。

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※マンジャロは糖尿病治療以外の目的では未承認のため、薬機法に基づき、医師による個人輸入にて導入・処方を行っています。医薬品についての詳細はメーカー公式HPをご確認ください。

【参照元】

リエートクリニック名古屋院院長 松永 宏之
執筆者プロフィール
リエートクリニック名古屋院
院長
松永 宏之
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