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医療ダイエットで痩せない理由は?効果が実感できない人の7つの共通点と効果を高める方法


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例) 引用元:リエートクリニック
医療ダイエットは過度な食事制限や運動をせずに痩せられるダイエット法ですが、一部の経験者の中には「痩せない」「効果がなかった」と感じる方もいるようです。
医療ダイエットの開始前に不安を解消しておきたいとお考えの方のため、本記事では医療ダイエットで痩せない人に見られる7つの共通点と、成功につなげるための具体的な対策方法を解説します。
なお、医療痩身を専門とする「リエートクリニック」では現在オープン記念キャンペーンを実施中です。

リエートクリニックでは、医療痩身機器や注射・点滴治療、ダイエット薬などを用いた「切らない施術」を行っています。
医学的に根拠のある方法を用いて細胞レベルで身体にアプローチすることで、理想の体型づくりと共に人間本来の美しさを取り戻す美容医療を提供します。
カウンセリングは無料ですので、医療痩身を検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
医療ダイエットで痩せる仕組み

医療ダイエットにはいくつかの種類があり、それぞれ痩せる仕組みや減量までに要する時間が異なります。
脂肪溶解注射 | 脂肪冷却 | 医療電磁場機器 | GLP-1受容体作動薬 | 医療HIFU | 美容点滴 | ダイエット薬 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
痩せる仕組み | 脂肪を溶かす薬剤を注射し、脂肪細胞を破壊する | 脂肪細胞を冷却・破壊し、体外へ排出させる | 電磁場を利用して筋肉に刺激を与え、筋力強化や代謝を向上させる | 内服薬または皮下注射で食欲を抑える | 超音波を使用して脂肪細胞を破壊する | 脂肪燃焼を促す薬剤を点滴する | 尿から糖を排出することで血糖値を下げる |
効果が出るまでの期間 | 10日〜1ヶ月程度 | 2〜3ヶ月程度 | 1〜3ヶ月程度 | 1〜3ヶ月程度 | 1〜2ヶ月程度 | 1〜3ヶ月程度 | 1〜3ヶ月程度 |
効果が出るまでの回数目安 | 1〜10回 | 1〜3回 | 1クール6〜8回 | 内服薬:30〜90回(毎日)自己注射:1〜3回(週1回) | 3〜5回 | 5〜10回 | 30〜90回(毎日) |
ダウンタイム | 数日〜1週間程度 | 数日〜1週間程度 | なし | なし | 数日 | なし | なし |
副作用 | 腫れ、内出血など | 赤み、内出血、腫れ、鈍痛など | 治療部位の筋肉痛、筋肉収縮による疲労感など | 吐き気、下痢、腹痛など | 感染、熱傷、神経麻痺、色素沈着、毛包炎、紅斑など | 内出血など | 低血糖、頻尿、便秘など |
※効果が出るまでの期間や回数は体型や体質、使用する薬剤によって異なります
注射や医療痩身機器による施術は、脂肪細胞を破壊したり、筋肉を刺激して代謝を高めることで痩身効果をもたらします。たとえば脂肪冷却は、破壊された脂肪細胞が代謝によって体外に排出されるため、変化を実感するまでに数週間〜数ヶ月かかります。
また、GLP-1製剤やダイエット薬は、食欲抑制や糖の排出促進により間接的に体重減少を促します。
このように、医療ダイエットは身体を緩やかに変化させるという前提をまずは心にとめておきましょう。
医療ダイエットで痩せない人に見られる7つの共通点

医療ダイエットで痩せない方にはある共通点があります。
効果がない・痩せないと感じる方は、以下に該当するものがないかチェックしてみてください。
- 食べ過ぎている
- 栄養バランスに偏りがある
- BMIが低い
- 睡眠不足が続いている
- 薬の飲み忘れが多い
- 施術の頻度が適切でない
- 短期間でやめてしまった
それぞれの項目について詳しく解説します。
1.食べ過ぎている
医療ダイエットをしていても、摂取カロリーが消費カロリーを上回っていると体重は減りません。

GLP-1など食欲を抑える方法であれば過食は防げますが、脂肪溶解注射や脂肪冷却など食欲に影響を与えない施術は食事内容を自分で管理する必要があります。
カロリーや量だけでなく、ジャンクフードや高脂質な食べ物など、食事の質もダイエットに影響を与える要素の一つです。また、夜遅い時間や寝る直前に食事をとる習慣がある方、飲酒量が多い方も、医療ダイエットの効果を実感しにくい傾向があります。
2.栄養バランスに偏りがある
極端な食事制限は栄養が偏り、代謝の低下や体調不良につながります。
ダイエットを成功させるには、日々の食生活でタンパク質・脂質・炭水化物の比率(PFCバランス)を意識することが大切です。過度な食事制限をするとこれらのバランスが崩れ、代謝や筋肉量が低下する上にかえって痩せにくい体になってしまいます。
適切な栄養バランスについては「医療ダイエットで痩せない時の対処法」で解説します。
3.BMIが低い

もともとBMI(肥満指数)が低い方は、医療ダイエットによる大きな体重の変化は見込めない可能性があります。日本肥満学会の基準では、BMIが18.5以上25未満であれば普通体重、18.5未満の場合は「低体重(痩せすぎ)」と判定されます。
医療ダイエットは肥満の方ほど効果を実感しやすく、体重や見た目の変化が顕著です。痩せ体質の方にも有効な方法ではありますが、体重を大幅に減らすことは難しい可能性があります。
身長 | BMI18.5の場合の体重 | BMI25の場合の体重 | BMI30の場合の体重 |
---|---|---|---|
145cm | 38.9kg | 52.6kg | 63.1kg |
150cm | 41.6kg | 56.2kg | 67.5kg |
155cm | 44.4kg | 60.1kg | 72.1kg |
160cm | 47.4kg | 64.0kg | 76.8kg |
165cm | 50.4kg | 68.1kg | 81.7kg |
170cm | 53.5kg | 72.2kg | 86.7kg |
175cm | 56.7kg | 76.6kg | 91.9kg |
BMIが低い方は、減量というよりもボディラインの引き締めといった視点で効果を捉えることが重要です。無理な減量は健康リスクにつながるため、痩せ体質の方は医師と相談の上で適切な目標設定を行ってください。
4.睡眠不足が続いている
これまでの研究で、睡眠時間が短い人ほど肥満の傾向が強いことが明らかにされています。
日本人男性31,206名を対象に行った睡眠時間と肥満の関連を調査した研究では、一日の睡眠時間が7〜8時間ある人の肥満の割合が2,889例 (33.3%)だったのに対して、5〜6時間は1,873例(39.7%)、5時間未満は355例(43.8%)という結果が報告されています。

睡眠不足が肥満を招く理由の一つが、グレリンと呼ばれるホルモンの存在です。グレリンは食欲増進やエネルギー代謝に関わるホルモンで、睡眠不足によって分泌が増加することがわかっています。
不規則な生活を続けてしまうと、食欲がコントロールできなくなり無意識に食べ過ぎてしまう可能性がある点は注意が必要です。
5.薬の飲み忘れが多い
リベルサスやカナグル、漢方薬などの内服薬は、決められた用法用量で継続的に服用することで効果を実感できます。
とくにリベルサスは、服用のタイミングや水の量など服用時のルールが細かく定められているお薬です。

飲み忘れが多かったり、用法を守らなければ十分な効果が得られません。
6.施術の頻度が適切でない
注射や医療痩身機器を用いた施術は、一定の間隔で継続することでより高い効果を実感できます。
医療ダイエットは、お客様の体質や目標に合わせて一人ひとりに適したプログラムを組みます。1回でもサイズダウンすることはありますが、原則として脂肪が多い方や目標を高く設定している方は定期的な施術が必要です。
7.短期間でやめてしまった
医療ダイエットで痩せないのは、効果を実感できる前にやめてしまっているケースも多く見られます。
医療ダイエットには複数の方法がありますが、いずれの方法も体重やボディラインの変化が見られるまでには1〜3ヶ月ほどかかります。薬を飲んだり施術を受けたからと言って、数日で大幅に体重が減ることはありません。
内服薬や自己注射はとくに、薬剤を体に慣らす目的で最初の1ヶ月は用量の少ないものからはじめていきます。また、脂肪細胞を破壊する施術も体外へ排出するプロセスが必要であるため、短期間では大きな効果は実感できないのです。
医療ダイエットで痩せない時の対処法

医療ダイエットで思うような効果を実感できない場合、試してほしい対処法があります。
- 食生活を見直す
- 規則正しい生活を心がける
- プログラムの頻度と用量を正確に守る
- 最低3ヶ月は継続する
- 他院への切り替えを検討する
それぞれの対処法を詳しく解説します。
1.食生活を見直す
医療ダイエットで思うような効果を実感できない方は、まず日々の食事内容を見直してみることをおすすめします。
揚げ物や加工食品、糖質が多いジュースなどを日常的に摂取する習慣がある方は、量や頻度を減らすことからはじめてみてください。過度な食事制限はストレスによる過食を招く恐れがあるので、満足感を得るために野菜やタンパク質の摂取量を増やしましょう。
理想的な栄養バランスはタンパク質15%:脂質25%:炭水化物60%です。日頃から体を動かす習慣がある方は、タンパク質30%:脂質20%:炭水化物50%のPFCバランスを意識してみてください。

主食はパンやパスタよりも白米が望ましいです。そばやさつまいもなどの低GI食品は血糖値の急上昇を防ぎ、肥満のリスクを下げるのに効果的です。
2.規則正しい生活を心がける
医療ダイエットに取り組んでいる間は、睡眠や運動といった生活習慣の見直しも効果に影響を与えます。
睡眠不足は過食の原因となるため、睡眠の質を向上させ、翌朝気持ちよく目覚められる睡眠習慣を身につけてください。寝つきの悪さが気になる方は、就寝前の入浴や軽めのストレッチなどを取り入れるといいでしょう。
運動は必須ではありませんが、適度に体を動かすことで基礎代謝が上がり、痩せやすい体をつくることができます。エレベーターではなく階段を使う、一駅多く歩くなど、無理のない範囲で体を動かすことをおすすめします。
3.治療プログラムの頻度と用量を正確に守る
医療ダイエットは、医師が個々の体質や目標に合わせたプランを作成します。
ゴールから逆算したプログラムが組まれているので、スケジュールに沿って適切なタイミングで施術を受けることが大切です。内服薬や注射など自分で対応しなければいけないものは、飲み忘れ・打ち忘れがないよう自己管理を徹底しましょう。
起床時に空腹の状態で服用が必要なリベルサスは、スマホのリマインド機能を活用したり枕元に薬と水を用意するなどして飲み忘れの予防につなげてください。
4.最低3ヶ月は継続する
医療ダイエットで理想の体型を目指すには、最低3ヶ月継続することが推奨されます。
施術によって10〜14日程度で体重やボディラインが変化するものもありますが、短期間では効果を安定させることができません。とくに、GLP-1やダイエット薬は安定的な効果が見られるまでに数ヶ月かかりますので、用法用量を守って継続する必要があります。
3ヶ月以上経っても変化がなければ、別の方法を検討したり複数の施術を組み合わせるなどの対応を行います。3ヶ月未満で効果に不安がある時は、自己判断で中止せずに必ず医師へ相談してください。
5.他院への切り替えを検討する
医療ダイエットの効果を実感しにくい時は、別のクリニックへ相談するのも一つの方法です。
近年はオンライン診療などで手軽に受診できるクリニックが増えていますが、薬を処方するだけで経過までは確認しないところが多いと聞きます。体型や体質、目標はお客様によって異なるため、同じ薬で全員が痩せられるとは限りません。
医療ダイエットはただ痩せるだけではなく、リバウンドしない体づくりも目指す必要があります。手軽さは魅力の一つではありますが、しっかりと結果を出すには実績が豊富なクリニックに相談することをおすすめします。
リエートクリニックの医療ダイエットについて
こちらは当院の医療ダイエットを受けた30代女性の症例です。オリジナルプログラムで大幅な減量に成功し、ウエストなどのシルエットにも変化が見られます。

症例詳細
コース名:リエートクリニックオリジナルプログラム
施術内容:医療脂肪冷却機器、医療電磁場機器、医療用HIFU、脂肪溶解注射、ダイエット点滴、ダイエット薬セット、医師による投薬指導、オリジナルプロテイン、医師監修サプリメント、管理栄養士によるパーソナル食事指導
金額:400,000円〜1,500,000円
期間・回数:5ヶ月
リスク・副作用:便秘、下痢、筋肉痛、赤み、腫れ、内出血、しこり、低血糖、吐気、嘔吐

症例詳細
コース名:リエートクリニックオリジナルプログラム
施術内容:医療脂肪冷却機器、医療電磁場機器、医療用HIFU、脂肪溶解注射、ダイエット点滴、ダイエット薬セット、医師による投薬指導、オリジナルプロテイン、医師監修サプリメント、管理栄養士によるパーソナル食事指導
金額:400,000円〜1,500,000円
期間・回数:4ヶ月/14回
リスク・副作用:便秘、下痢、筋肉痛、赤み、腫れ、内出血、しこり、低血糖、吐気、嘔吐
当院の医療ダイエットは、個々の体質や目標に応じて複数の施術を組み合わせて行うのが特徴です。
たとえば、つい食べ過ぎてしまう方にはGLP-1と脂肪細胞を減らせる施術の併用を推奨します。自然に食欲が抑えられ、かつベッドに横になるだけで理想のボディラインが手に入るので、自己流ダイエットのように食事を我慢するストレスがありません。
部分痩せを希望する方には、脂肪溶解注射や脂肪冷却、医療電磁場機器など、気になる部位をピンポイントで引き締める施術もご提案が可能です。
医学的根拠に基づいた方法で、効果的かつ効率よく痩せたい方は、ぜひ一度リエートクリニックまでお問い合わせください。他院様で医療ダイエットをしている方からのご相談にも対応可能です。

医療ダイエットが向いている人・向いていない人

向いている人 | ・自己流ダイエットで失敗した経験がある ・リバウンドを繰り返してきた ・運動が苦手、または運動制限がある ・食事制限に強いストレスを感じる ・肥満傾向(BMI25以上)があり、健康リスクを下げたい ・イベント前など、短期間で一定の成果を目指したい ・部分痩せしたい ・医学的根拠に基づく方法で痩せたい ・定期的な通院や服薬管理ができる |
---|---|
向いていない人 | ・心疾患、重度の肝障害、消化器疾患などの持病がある ・妊娠中・授乳中 ・指示された服薬・施術スケジュールを守れない |
医療ダイエットは、ダイエットをしてもなかなか痩せられない方やリバウンドの経験がある方に向いています。なぜ失敗したのか、その原因を解消するためのプログラムを組むことで理想の体型を目指せるからです。
重度の心疾患や肝機能障害、現在治療中の病気がある方は医療ダイエットができない可能性があります。予期せぬ健康被害を防ぐため、持病がある方はカウンセリング時にご自身の病気について必ず申告してください。
医療ダイエットのリスクと危険性

医療ダイエットは医師の管理下で行われる安全性の高いダイエット法ですが、一定のリスクが存在する点に留意しなければなりません。
施術 | 想定されるリスク |
---|---|
脂肪溶解注射 | 腫れ、内出血など |
医療痩身機器 | 赤み、内出血、腫れ、鈍痛、筋肉痛、疲労感、感染、熱傷、神経麻痺、色素沈着、毛包炎、紅斑など |
GLP-1受容体作動薬 | 吐き気、下痢、腹痛など |
美容点滴 | 内出血 |
ダイエット薬 | 低血糖、頻尿、便秘など |
たとえば、リベルサスをはじめとするGLP-1には吐き気や下痢、便秘など消化器系の副作用が見られることがあります。これらの症状は徐々に落ち着いていくのが一般的ですが、倦怠感や強い腹痛が見られる場合は低血糖や急性膵炎などが疑われます。
健康リスクを防ぐには、副作用や禁忌の説明を受け、医師の指導に従うことが大切です。また、近年は個人輸入の医薬品による健康被害の報告が増えています。
なお、未承認薬を使用した場合、国が定める医薬品副作用被害救済制度の対象にならず、体調不良が生じても医療費などの給付は受けられません。
手軽さを求めたくなる気持ちも理解できますが、安全かつ効果的に痩せるためには自己判断はせず、医師の指導のもと適切な方法で継続することを心がけてください。
まとめ

医療ダイエットで安全性や有効性が確認されているダイエット法なので、思うような効果が実感できない場合には何らかの理由があります。
医療ダイエットで痩せられない方は、まずは食事や生活習慣を見直してみましょう。数日で劇的に痩せることはできないので、最低でも3ヶ月は継続することも大切です。
それでも痩せられない場合は、他院への切り替えを検討してみるのもいいかもしれません。クリニック選びでお困りの方は、医療ダイエットの実績が豊富なリエートクリニックまでご相談ください。
※当院の医療ダイエットおよび治療には、ダイエット目的では国内未承認の医薬品や厚生労働省未承認の治療を含む場合がございます。これらは薬機法に基づき、医師による個人輸入を通じて導入・処方しております。また、各治療法の安全性と有効性については、科学的根拠に基づいた詳細情報をご提供しております。治療を受ける前に必ずクリニックにてご相談いただき、十分な情報を得た上で治療法を選択してください。
【参照元】
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」
- 肥満と肥満症について:日本肥満学会/JASSO
- ノボ ノルディスク ファーマ株式会社「肥満と健康的な睡眠の関係」
- ノボ ノルディスク ファーマ株式会社「リベルサス®錠を服用される方へ」
- 政府広報オンライン「健康被害などリスクにご注意!海外からの医薬品の個人輸入」
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用被害救済制度」
- 医療用医薬品 : リベルサス
- 医療用医薬品 : カナグル
